10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 21:18:57.19 ID:0cCa/XPqo
 先に米だけ炊いておけば書類を終わらせるくらいには炊けるはずだ。 
  
 そんな風に考えて炊飯器をセットし、 
 買ってきた食材と酒を冷蔵庫に入れる。 
  
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 21:20:06.76 ID:0cCa/XPqo
 それを見て2週間くらい前に 
 あずささんの誕生会が企画された事を思い出した。 
  
 もっとも、全員の都合が合わずに来週にお流れになったのだが。 
  
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 21:31:01.48 ID:0cCa/XPqo
 声のする方を見る。 
  
 そこでは相変わらず、 
 紫色のボレロを羽織った女性が横になっていた。 
  
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:06:02.28 ID:0cCa/XPqo
 そして、その予想は見事的中した。 
  
 自分の予想通りに事が運んだことが嬉しくなる。 
  
 思わず料理にも力が入りそうになるが、 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:15:57.67 ID:0cCa/XPqo
 もう一方の皿にラップして、給湯室を後にした。 
  
 もしここで食事をとっている間にあずささんが帰ってしまったら… 
 そんなことは考えたくもなかった。 
  
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:18:12.61 ID:0cCa/XPqo
 P「あの、あずささん?」 
  
 あずさ「うん?」 
  
 P「ここがどこだかわかりますか?」 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:21:51.87 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「ぷ、プロデューサーさん?」 
  
 P「は、はい」 
  
 あずささんがどうにか口を開いた。 
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:23:24.70 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「…これで忘れました…よね?」 
  
 P「…」 
  
 これは返答に困った。 
18:↑ミス[sage saga]
2012/07/18(水) 22:26:02.50 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「…これで忘れました…よね?」 
  
 P「…」 
  
 これは返答に困った。 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:27:02.95 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「…あの〜」 
  
  
 あずさ「どうにか、今起こったことを忘れていただけませんか?」 
  
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:28:50.49 ID:0cCa/XPqo
 ここでようやく自分の持っている皿と、 
 給湯室において来たもう一つの皿のことを思い出した。 
  
 これは使えるのではないか。 
  
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