20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:28:50.49 ID:0cCa/XPqo
 ここでようやく自分の持っている皿と、 
 給湯室において来たもう一つの皿のことを思い出した。 
  
 これは使えるのではないか。 
  
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:31:32.56 ID:0cCa/XPqo
 P「大したもんじゃないんですけどね…」 
  
 さっきかけたラップを外す。 
 まだ冷めていないのが幸いだった。 
  
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:49:49.42 ID:0cCa/XPqo
  
    *** 
 あずさ「ごちそう様でした〜。すごく、おいしかったです」 
  
 P「ありがとうございます。あずささんにそう言ってもらえるとうれしいです」 
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:52:24.21 ID:0cCa/XPqo
 P「じゃあ、お父さんがご飯作ったりしてくれるんですか?」 
  
 あずさ「えっ、何でわかったんですか〜?」 
  
 さっき自分で言っていたじゃないですか、と言いかけてやめる。 
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/07/18(水) 22:54:17.76 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「私が自分で言ったんですよね〜…」 
  
 P「そう、ですね」 
  
 あずさ「あ〜もう、恥ずかしいです」 
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:31:14.77 ID:0cCa/XPqo
 しかし二人とも食器洗い機の使い方がわからずに散々苦戦することになった。 
  
 まさか洗剤をどこに入れるのかすらわからないとは思わなかったのだ。 
  
 結局、以前のようにスポンジを使って食器を洗うことにした。 
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:35:34.71 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「ペットボトルのお茶でいいですか?」 
  
 そういって彼女は冷蔵庫を開ける。 
  
 熱いお茶を飲む気にはなれなかったから、その提案には賛成だ。 
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:39:20.89 ID:0cCa/XPqo
 あずさ「えいっ」 
  
 プシュッと心地良い音がした。 
  
 その音のした方をつい二度見する。 
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:41:00.26 ID:0cCa/XPqo
 P「…あずささんもかなり意地悪だと思いますよ?」 
  
 あずさ「あらあら〜」 
  
 まさかこの人がこんなことをやるとは思わなかった。 
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:43:03.71 ID:0cCa/XPqo
 プシュッ 
  
 手渡された缶ビールを開けた。 
  
 何が何だかわからない顔のあずささんに向かって言う。 
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/18(水) 23:45:33.25 ID:0cCa/XPqo
 「「かんぱ〜い」」 
  
 結局二人で飲むことになってしまった。 
  
 もともと家で飲む気だったのでつまみは特売で300円のサラミだけだ。 
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