過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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47: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:50:19.92 ID:N+Z7/Leeo
――酒場の外
弟子「……女侍殿」
女侍「なんでしょう?」
弟子「…………ありがとうございました。お陰で、頭が冷えました」

以下略



48: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:51:43.06 ID:N+Z7/Leeo
――翌日 女騎士の屋敷


女侍「やはり、騎士……貴族の家ですね。立派な屋敷です」

以下略



49: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:52:47.84 ID:N+Z7/Leeo
騎士父「いや、この髪型は我が一族の伝統でしてな」

騎士父「初めての方は驚くのも無理はありません」

剣士「ってことは、年始なんかにはその髪型が一堂に会して」
以下略



50: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:54:00.42 ID:N+Z7/Leeo
騎士父「おや、何か誤りが?」キョトン

剣士「いや、事実だけど! えぇ、事実ですよ、すみませんねぇ!!」

剣士「え? 何これ? 公開処刑?」
以下略



51: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:55:54.90 ID:N+Z7/Leeo
騎士父「まぁ、家督は騎士兄が継いでくれます」

騎士父「正直、父親としては、騎士などという危ない仕事は辞めて嫁に行って欲しいというのが本音でしてな」

騎士母「貴族の娘は政略結婚が普通ですが、やはり女騎士の幸せが一番ですもの」
以下略



52: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 21:57:57.01 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「話がすっかり逸れてしまいましたわ、こちらへどうぞ」

剣士「なんだか、もうどうでもよくなってしまった……」

女騎士「あぁ、そうおっしゃらずに……面白いことが解りましてよ」
以下略



53: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:02:32.59 ID:N+Z7/Leeo
剣士「これ、賭けの仕組みとしてはどうなってるんだ?」

女騎士「ご説明しますわ」

女騎士「まず、客は自分が勝つと思った選手に掛け金を払い、賭札を購入します」
以下略



54: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:05:25.62 ID:N+Z7/Leeo
>>53
ミスった。

ラスト一行

以下略



55: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:06:34.36 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「この場合、ストレート勝ちを当てれば掛け金の16.8倍が戻ってきます」

女騎士「ギャンブルとしては可愛いモノですわ」

女騎士「もちろん、4分の1は機械的な話で、実際の試合では選手同士の相性などで偏る場合があるでしょう」
以下略



56: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:08:07.77 ID:N+Z7/Leeo
剣士「……試合が不成立になった場合だな」

弟子「!」

剣士「この方式は3本1試合がベースになっている。だが、兄の場合は1本目で敗者死亡、2本目以降は不成立だ」
以下略



57: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:10:12.70 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「もともと、名家は、代々経済に強い家のようですわ。長子こそ軍属ですが、家系を追うと非常に稀な例と言えます」

女騎士「こちらが家系図ですが……財政大臣や税務官などを務めています。貴族の身分を捨てて商人になった者もおりますわ」

女騎士「何かと投資をしているという噂も聞こえておりました」
以下略



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