過去ログ - 弟子「そ、某を、是非とも弟子に!」剣士「めんどくさすぎワロタ」
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61: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:17:02.39 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「よくお考えなさい。貴方が頼りなくして、お家が保つと思ってらして?」

女騎士「貴方がやるべきは、お兄様の死に泣くことではありません。もうそんな時期ではありませんわ」

女騎士「貴族たるもの。感情を露わにするときも、そう、悲しむときも、立ち直るときも、優雅に、ですわ!」
以下略



62: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:17:45.98 ID:N+Z7/Leeo
女騎士「ですが、これはあくまでも『こう考えれば辻褄が合う』というだけのお話ですわ」

女騎士「やはり、確たる物証とは言えません」

剣士「ふむ……となると、残る手段は……まぁ、シンプルにいくか」
以下略



63: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:19:45.92 ID:N+Z7/Leeo
――数日後 夜 名家の屋敷


名家「さぁ、これが3ヶ月前、御前試合の報酬じゃ」

以下略



64: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:22:31.90 ID:N+Z7/Leeo
名家「これから、どうする気じゃ? 良かったら、わしの護衛として雇っても良いぞ?」

黒剣士「…………そちらには関わりないこと」スッ

黒剣士「…………失礼する」スタスタ
以下略



65: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:24:09.35 ID:N+Z7/Leeo
――王都の外れ、北へ伸びる街道


黒剣士「…………」ザッザッ

以下略



66: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:26:20.81 ID:N+Z7/Leeo
黒剣士「…………仇討ちか」

剣士「そうだね。だが、俺じゃない。助太刀もしない」

黒剣士「…………俺の後ろ側に隠れている小僧か。挟み撃ちのつもりか?」
以下略



67: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:27:39.41 ID:N+Z7/Leeo

 ――チクッ

黒剣士「っ…………っ、貴様っ!」

以下略



68: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:28:23.99 ID:N+Z7/Leeo
弟子「はぁ……はぁ……」

黒剣士「…………頼みが、ある」

弟子「…………」
以下略



69: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:29:38.41 ID:N+Z7/Leeo
黒剣士「ぐあっ、ぐっ………」

黒剣士「…………な、嬲るか。これも、因果、応報よな……」

弟子「違う。これで終わりだ。利き腕の腱を切った」
以下略



70: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:30:23.65 ID:N+Z7/Leeo
剣士「終わったか」

弟子「……はい」

剣士「ん、首尾は上々。怪我もかすり傷だな」
以下略



71: ◆ClmoeYz2r6[saga]
2012/07/27(金) 22:31:50.09 ID:N+Z7/Leeo
弟子「(……それが、命を賭けて戦う理由になるのだろう。子供のために、替え玉などという汚れ仕事に手を染めた黒剣士のように)」

弟子「(某にも、見つかるだろうか?)」

弟子「……剣士殿の理由は……何なのだろう?)」
以下略



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