510:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage saga]
2012/09/20(木) 20:11:45.98 ID:MjAZ+kbQ0
>>509
正直言うとここで変わるまで抱いていたアサ次郎の最新イメージは山門と挙式を狙うトラック野郎でした
511: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:20:37.87 ID:/6V9eB9s0
CPか・・・トラック・・・
投下します。
512: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:23:45.50 ID:/6V9eB9s0
昔ある男がいた。
男は農民であったが、剣術を嗜む珍しい者だった。
物心ついたころから剣術という終わりなき道に惹かれ、没頭した。
家が比較的裕福であり、己が長男でないことをいいことに、ずいぶん好き勝手やっていた。
513: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:24:28.38 ID:/6V9eB9s0
【アインツベルン城】
514: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:25:33.13 ID:/6V9eB9s0
小次郎「なに、昔燕を切ろうと思った事があってな。風にのる鳥を切るのには苦労した」
燕を切る。人生においては不必要とも言えるだろうこと。
佐々木さんは、それを成し遂げるためだけに、常識外れなこの秘剣を取得したのだ。
515: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:26:48.33 ID:/6V9eB9s0
イリヤ「神秘というものがどれだけ重要か、あなたはわかってなかったみたいね」
アーちゃー「ではその神秘があればアサシンの攻撃は通るということだな?」
516: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:27:20.67 ID:/6V9eB9s0
通称物干し竿ーーー将監長光作の野太刀、二代目備前長船長光。
【佐々木小次郎】が使用していたと伝えられている刀そのものだった。
小次郎「なぜ貴様がこれを・・・」
517: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:28:45.23 ID:/6V9eB9s0
四月一日「佐々木さん」
小次郎「!」
518: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:29:56.60 ID:/6V9eB9s0
小次郎「・・・・・・」
それと同時に佐々木さんの傷が完治した。
いや、完治というレベルでは収まらない。
519: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/20(木) 21:31:26.65 ID:/6V9eB9s0
小次郎「・・・なるほど。ここまでお膳立てされたのなら、答えぬわけにもいくまいな」
佐々木さんは古い刀を鞘に戻し、新たに得た刀を鞘から抜いてしっかりと握りしめる。
その瞬間、場の空気が変わった。
708Res/368.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。