過去ログ - 言峰「願いを叶えるミセ?」
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632: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:15:40.83 ID:7jHu8Lix0

君尋「確かに理不尽かもしれない。でもな、これは平等じゃないが公平なんだ」

士郎「なんでさ」

以下略



633: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:17:42.85 ID:7jHu8Lix0

士郎「・・・・・・」

・・・なるほど。平等と公平とはそのような意味の違いがあったのか。すこしずつわかってきたかもしれない。
しかし、それが正義と何の関係があるというのだろうか。
以下略



634: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:19:32.47 ID:7jHu8Lix0
君尋「そのルールは当然公平に守られなければいけないんだが・・・そこで問題なのが正義はエゴイズム、つまり特別を許さないということだ。公平のもとでは特別扱いは許されない。だが正義の味方はそれだけで矛盾をはらんだ存在だ。まあ「正義」の味方という特殊な立場にいるんだから当然だな。・・・そしてその矛盾は精神の磨耗を誘発させる」

磨耗、とはどういうことだろうか。
公平はどのような身分の者も特定のルールを守っている状態なのだから、特別が許されないのもわかるし、正義の味方が多少ややこしい立場にいるのも理解できた。
しかしそれは磨耗してしまうほど過酷なものなのだろうか?
以下略



635: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:20:25.53 ID:7jHu8Lix0

君尋「・・・でだ。士郎がなりたい正義の味方はこんなものなのか?」

士郎「違う!」

以下略



636: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:21:49.14 ID:7jHu8Lix0

君尋「なら探せ。士郎の納得できる、自信をもって貫けるルールを探すんだ。それが、士郎の夢への第一歩だ。自分でもよくわからない者にはなれないからな」

士郎「そっか・・・ああ、わかった。今までただやみくもに行動してるだけで、そんなこと考えたことなかった。ありがとう」

以下略



637: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:22:51.36 ID:7jHu8Lix0
君尋「正義を語るのなら、正義の味方本人も、また同じルールを守る必要がある」

士郎「む、さっき、正義の味方は特殊な立ち位置だからこそ矛盾してるって言ってたじゃないか。どういうことなんだ?」

君尋「矛盾しているからこそ、正義の味方は誰よりもルールを守る必要がある。自身のルールだけではなく、人間に共通したルールもだ。
以下略



638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage]
2012/09/29(土) 00:22:59.60 ID:px8Zw0fHo
切嗣ェ


639: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:24:07.55 ID:7jHu8Lix0

君尋「それはだめだ」

士郎「なんでさ」

以下略



640: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:28:07.47 ID:7jHu8Lix0

君尋「受け取らなければいけない。
   対価は等価交換。もらいすぎてももらわなさ過ぎてもいけない。でないとキズがつく」

何に、キズがつくのか。
以下略



641: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:29:19.05 ID:7jHu8Lix0

士郎「そうだ、この鳥は」

今朝捕まえた金属の鳥を差し出す。
勝手にカバンの中で暴れたり、一成の前に飛び出そうとしたり、弁当のだし巻きを勝手に食べたりと、なかなかの暴れっぷりだった。
以下略



642: ◆7usAPPBzDI[saga]
2012/09/29(土) 00:35:01.18 ID:7jHu8Lix0

Side君尋
ーーー夜
【柳洞寺】

以下略



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