過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:13:14.68 ID:/Z7DQ8RU0



◇勇/魔◆

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:14:20.34 ID:/Z7DQ8RU0

俺は、俺を含め二個分隊十八騎の寡兵を率いて現場へと急行した。
しかし、ゴブリン隊に俺達の存在を気付かせてはならない。
その為に、各種指令は全てハンドシグナルで行う、静かな行軍だ。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:14:46.72 ID:/Z7DQ8RU0

成程、確かに俺達は騎兵じゃない。

乗馬戦闘の訓練は、受けていないとは言わないが、本職の騎兵に比べるとどうしても劣る。
迂闊な行動は取らず、確実な方を取るべきだろう。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:15:14.51 ID:/Z7DQ8RU0



◆魔/勇◇

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:16:34.79 ID:/Z7DQ8RU0

ゴブリン部隊は今や完全に殺戮に酔い、『狩り』に熱中していた。
ゴブリンは元来、臆病な種族であり、その反動で調子に乗りやすい性質を持つ。
いまや完全に調子に乗り切ったゴブリン部隊は、獲物である農民達以外何も見えていなかった。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:17:16.59 ID:/Z7DQ8RU0

突如、予期せぬ方向から、甲高い笛の音が聞こえて来る。
ハッとなってゴブリン部隊が音の方を向けば、繁みの中から横一列に立ち上がり、
自分達へと銃を向ける、『人間の兵士達』の姿が見えた。

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:19:05.06 ID:/Z7DQ8RU0

勇者中尉『Company,Volley Fire,Present!/中隊、一斉射撃、用意!』

彼らのカービン銃は単発前装式であり、威力はあるが連発は出来ない。
よって、最初の発射の後、即座にカービン銃より手を離し、各々の腰の拳銃を抜いた。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:19:50.62 ID:/Z7DQ8RU0

怒濤の六連発!
密集したゴブリン部隊への斉射は、外れる事無く全弾命中した。
連続射撃と、それによる犠牲は、ゴブリン部隊を恐慌状態へと追い込む。
彼らは、自分達の前に現れた敵が、実は自分たちよりも遥かに少ない寡兵に過ぎない事に気付かない。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[saga]
2012/08/29(水) 12:22:02.54 ID:/Z7DQ8RU0
とりあえずここまで。
勇者中尉達が英語を話しているのは、
魔族達には人間の言葉が全然違う言葉に聞こえているのを表現したかったのと、後、自分の趣味であって、
実際には英語以外の何かを喋っています

以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県)[sage]
2012/08/29(水) 12:39:01.34 ID:LNySH6r0o
乙乙


41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/08/29(水) 14:24:17.80 ID:SyOKjTgo0
OMOSIROI OTU


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