過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/01(土) 21:49:13.60 ID:YUzVCn9G0
改めて正面に向き直れば、退役軍曹はまこと『期待』に溢れた眼でコチラを見ている。
――先祖がどうあれ、今の俺は場末の騎馬警官の中尉に過ぎない
余計な期待などされても重荷以外の何物にもならないのだが、しかし、この現状では、
地域住民の不安を少しでも解消するためにも、副官少尉が俺の生まれを告げた意図も理解できる。
以下略
58
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/01(土) 21:49:45.26 ID:YUzVCn9G0
勇者中尉「……余計な事をしてくれた」
傍らの副官少尉に言う。
以下略
59
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/01(土) 21:50:21.60 ID:YUzVCn9G0
取り敢えず、今日はここまで
では、また
60
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/09/01(土) 22:09:35.87 ID:hGHwICPT0
乙
楽しみにしてるよ
61
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:13:07.48 ID:PuAv+VZU0
――第23駐在所は『電信所』を備えており、一台の電信機と、
一人の電信士官、その助手を務める数名の電信兵が配置配属されている。
電気信号による有線通信を北方中都へと送る事ができ、
以下略
62
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:14:14.84 ID:PuAv+VZU0
――閑話休題
勇者中尉が電信室に入った時、電信室の内の空気は、明らかに緊迫した様子だった。
何か問題が起こったらしい事を、勇者中尉は直ぐに察知する。
以下略
63
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:15:28.61 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「原因としては何が考えられる?」
電信少尉「嵐なり大雨なり、気候が荒れているならば、自然により事も考えられるのですが」
電信少尉「ここ数日は天候も穏やかそのものの日が続いていましたからね。となると……」
勇者中尉「人為的に、破壊された、か」
以下略
64
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:16:38.13 ID:PuAv+VZU0
勇者中尉「……単純に進軍等の邪魔だから壊した、という事もありうる」
勇者中尉「しかし、連中が電信線であるという事を理解して壊したのならば……」
電信少尉「ありえますでしょうか、そんな事が」
勇者中尉「無いとは断言できん。故に、それについては調べる事が必要だろう」
以下略
65
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:17:37.73 ID:PuAv+VZU0
◇勇/魔◆
以下略
66
:
◆2GCrAwA30Q
[saga]
2012/09/04(火) 13:18:24.83 ID:PuAv+VZU0
外に飛び出し、上を見上げると、
時計塔に登って周辺警戒をしていた騎馬警官が、大声で叫んでいる姿が見えた。
騎馬警官「敵襲ーーっ!敵襲ーーっ!」
以下略
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