353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/18(木) 00:36:54.09 ID:jixNuygmo
乙
354:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/18(木) 11:01:16.98 ID:Mcgl1ABb0
女神と同じくBADENDしか想像つかない
おつかれー
355:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/19(金) 01:54:45.68 ID:T/T5k6iLo
女神はまだ終わらないの?
356:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/19(金) 21:42:02.26 ID:SUTHSjFDO
なんだか有希を応援したい
明日香は・・・まあいいかw
357:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:00:37.68 ID:qeBzAYhpo
その晩、結局明日香は帰って来なかった。明日香の帰宅が深夜になること自体は今まで
だって珍しいことではない。特に両親が泊まりで帰宅できないとわかっていたときには頻
繁にあったことだった。
358:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:01:08.99 ID:qeBzAYhpo
駅に向かう途中の高架下にナオが待っていた。僕が彼女の姿を認めた瞬間にナオも近づ
いてくる僕を見つけたようだった。僕たちの視線が交錯した。
ナオを見るのは久しぶりだった。冬休みが始まる前の最後の登校以来だ。このときの僕
359:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:01:52.55 ID:qeBzAYhpo
「うん。本当だよ」
どんなに辛くてもここで誤魔化してしまったら意味がない。明日香や叔母さんは僕はも
うナオとは会わない方がいいと言った。
360:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:02:28.93 ID:qeBzAYhpo
再びフラッシュバックが訪れたことに僕は気がついて狼狽した。目の前が真っ白に光っ
て何も見えなくなる。続いて僕の方を見て泣き叫びながら母親に抱かれて遠ざかっていく
奈緒の幼い姿が目に映る。
361:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:03:21.13 ID:qeBzAYhpo
「さっき自分が何て言ったか覚えてる?」
どういうわけか先ほど見せた涙の欠片もなく穏やかな表情で奈緒が話し出した。僕は奈
緒に抱かれたまま考えた。
362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/10/20(土) 00:04:14.93 ID:qeBzAYhpo
「それでいいと思った。二度と会えないかもしれないけど、昔あたしのことを守ってくれ
たお兄ちゃんがどこかにいるんだから。あたしは誰とも付き合わないで、ピアノだけに夢
中になろうと思った」
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