過去ログ - 【聖杯戦争】やる夫はステゴロワイヤーアクションで戦うようです
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17: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:31:41.17 ID:K8r29XpB0

 それでもアメリカ魔術師は古いしがらみを嫌い、いまだに魔術協会に従わない者が
NYやボストンで息を潜め、古い因習と権力にしがみついた彼らを怨嗟しているという。

 とくにその協会の本部がイギリスにあることは、私もアメリカ人としては気に入らない。
以下略



18: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:32:11.83 ID:K8r29XpB0

 伊勢は日本の紀伊半島の先端に位置する。
海と山に挟まれた凹地にあって伊勢平野というさほど広くない平地で人々は居住している。

 「神君伊賀越え」という日本の近世の有名な出来事では、いかに伊勢から
以下略



19: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:32:39.84 ID:K8r29XpB0

 そんな連中が聖杯をめぐって争うというのはどういった心境の変化だろうか。

 100年ほど前の1800年ごろ、この極東の地に3つの魔術師の家系が集結した。
彼らの言うところの「始まりの御三家」、遠坂、間桐、アインツベルンの三氏である。
以下略



20: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:35:56.43 ID:K8r29XpB0

 そうこうしていると危険を知らせる水が小瓶の中で青白く光り始めた。
近くに誰かを害しようという意思を持った人間の存在を知らせる魔術礼装だ。

 道中、魚をさばく料理人に反応して、やらない夫はすっかりこの魔術礼装への自信を失っており、
以下略



21: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:36:38.25 ID:K8r29XpB0

 この折を見計らって、給仕らしい若い軍人が紅茶を運んで入室した。
大佐は毒見役を給仕に命じると、若い軍人が口を運んだ器に、そのまま自分も口をつけた。

 好色な眼差しを感じた若い軍人は立ち去るように部屋を辞すと、大佐は
以下略



22: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:39:26.32 ID:K8r29XpB0

 起き上がった大佐は激昂したが、すぐに平静を装いつつ、やらない夫に迫った。

 熱気冷めやらぬ大佐は言葉を失い、代わってやらない夫から先に
しかし、万能の願望機とはどういうことだ。聖杯は願いを叶えるとでも?と切り出した。
以下略



23: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:41:04.70 ID:K8r29XpB0

 大佐の言葉はあながち間違ってはいない。
それに魔術師たち、閉鎖的な世界の人間に常識を論じられたところで彼は引き下がらないだろう。

 待ってください阿部大佐。と私は意を決して大佐に詰め寄った。
以下略



24: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:42:33.97 ID:K8r29XpB0

 あれが「使い魔」。と真紅嬢は素直に驚いた。
 アサシンクラス
「暗殺者の座」を得て、現界した俺の「使い魔」だ。と大佐は真紅嬢の驚きに答えた。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/30(木) 19:10:51.02 ID:C7QmheMno
やる夫主人公なのにAAすれじゃないとはこれ如何に


26: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 20:04:26.72 ID:K8r29XpB0
>>25
英霊たちに相応しいAAを配役するよりも、
私自身の手で英霊たちを描きたいが故


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/30(木) 20:05:34.80 ID:45nDO7jRo
アメリカ魔術師の設定が面白いな


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