過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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61:投下[saga]
2012/09/05(水) 12:52:47.15 ID:1wGZy+Wy0

「……私、ここの出身のアイドルなんです。アイドルといっても、まだまだ無名なんですけどね」

 やがて彼女はゆっくり話し出す。
 今考えれば、知り合いから聞いたなどと言えば、ごまかせられたはずだったけれど、
どうやら彼女は正直に話してくれるようだ。

「今日も本当は私が歌うはずでした。
 役場の知り合いからお願いされて、私も地元の期待に応えようと、一生懸命今日のために準備しました。
 ……まあ、結局それを裏切ったんですけどね」

千早「急病というのは嘘だったのね。
   でも……じゃあ、どうして……?」

 出会ってまだ数時間しか経っていないけれど、彼女が平気で裏切るような人物だとは思えない。

「仕事が入ったと連絡を受けたんです。私のプロダクションのマネージャーから。
 無名の私なんて、命令一つでも逆らったらクビになるから、行くしかありませんでした。

 そして向こうの仕事先でやったことといえば、同じプロダクションで人気がある人の引き立て役。
 まあ、裏切り者には当然の報いですよね」

 彼女は力なく笑った。



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