過去ログ - 奉太郎「古典部の日常」
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931: ◆Oe72InN3/k
2012/09/30(日) 13:42:58.86 ID:eVP4bQtW0
える「私が家の電話で知らされたのは……父が、倒れたとの事でした」

える「そして私は、家に帰り……病院へと向かいました」

える「お医者さんが言うには……」

える「もう、目を覚ますことが無いかもしれない、との事でした」

……そんな、そんな事があったのか。

奉太郎「あの日の夜、確か俺はお前を呼び出したな」

奉太郎「……すまなかった」

える「いえ、折木さんが来てくれて、嬉しかったですよ」

奉太郎「そう言って貰えると助かる」

奉太郎「……それと最近、学校を休んでいたのは何があったんだ?」

える「……父の容態が急変したんです」

える「それで、病院にずっと居ました」

える「折木さんにはお伝えしようか、悩んでいたんです」

える「でも、やはり言えなくて……すいませんでした」

奉太郎「……そういう事だったのか」

奉太郎「お前が最近学校を休んでいた理由は分かった」

奉太郎「……それで、その後は」

える「……ええ」

える「何ヶ月経っても、父は目を覚ましませんでした」

える「その間、千反田の家には家を纏める者が居なかったのです」

える「そして、やがて親戚同士で話し合いが行われました」

える「……内容は、噛み砕いて説明しますね」

奉太郎「……少し、予想は付くかな」

える「次の千反田家の頭首は、という物でした」


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