過去ログ - 王様「勇者が死んだ?」 賢者「はい」
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2012/09/26(水) 00:57:02.39 ID:4slxELJ50
ああ、そうだな。行くのはやめよう。
傍についている。
ここで看病していよう。
以下略
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2012/09/26(水) 00:58:12.84 ID:4slxELJ50
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枯れた森を抜けて、賢者は街へ出る。
以下略
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2012/09/26(水) 00:59:06.45 ID:4slxELJ50
開いている商店は一軒もない。
どの家も、戸を固く閉ざしている。
以下略
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2012/09/26(水) 00:59:59.46 ID:4slxELJ50
賢者に向けられた、冷たい視線。罵倒。
賢者は顧みない。
少女のことを、考える。
以下略
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2012/09/26(水) 01:00:38.86 ID:4slxELJ50
賢者「少女が……身体を壊して」
修道女「まあ……」
賢者「熱があるんだ。伏せっている…………瘴気の」
以下略
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2012/09/26(水) 01:02:23.70 ID:4slxELJ50
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賢者「……すまない、こんな時に、無理を言ってしまって」
以下略
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2012/09/26(水) 01:03:40.79 ID:4slxELJ50
修道女「……でも、意外でしたね」
賢者「ん……?」
修道女「賢者様は――……、あ、いえ、本人を前に、こんなことを言っては、失礼ですが」
以下略
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2012/09/26(水) 01:04:09.63 ID:4slxELJ50
修道女「そうですね……、いい変化だと思いますよ」
賢者「……」
修道女「勇者様と、出会われたこと」
以下略
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2012/09/26(水) 01:04:56.88 ID:4slxELJ50
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小屋に戻る。
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2012/09/26(水) 01:08:42.08 ID:4slxELJ50
少女「もう、賢者様は心配しすぎなんです」
賢者「お前な……」
少女「ちょっとコンコン咳をしたら、あたふたしちゃって。大丈夫だって言ってるのに」
以下略
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