165:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:17:14.38 ID:PQrBOpno0
【裏世界・資料館前】
全員「……」
資料館の前に、不吉の予兆させるが如く、死体が転がっていた。
166:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:20:53.40 ID:PQrBOpno0
『銀色の手帳』より(前半)
※ ●の部分は血が付着している
『○月○日
167:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:22:06.58 ID:PQrBOpno0
『銀色の手帳』(後半)
『○月△日
昨日のショックな出来事から、ようやく落ち着きを取り戻した。
168:▲[saga]
2012/09/30(日) 18:23:43.92 ID:PQrBOpno0
【資料館】
中は外のおぞましい空気から一変して、普通の建物の中になっている。
普通に見れば寂れていて、不気味なはずなのだが、異常な状況下に置ける杏子たちの感覚が既に、麻痺してしまっているのだろう。
169:▲[saga]
2012/09/30(日) 18:25:13.52 ID:PQrBOpno0
資料館から出ようとした3人は、その音の正体がわかった。
それはまた例の如く彼女らを苦しめる仕掛けであった
杏子「クソ!!!」ドンッ
170:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:29:25.97 ID:PQrBOpno0
幾つかの穴を降り終えた所で、寂れた食堂のような場所に辿り着く。
全員「……」
何か気配を感じライトで辺りを見回すと、椅子に座ったまま机に頭部を傾けた死体があった。
171:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:30:44.79 ID:PQrBOpno0
まどか「ぅぅ……ぅ……」
ほむら「鹿目さん!大丈夫!?」
まどか「う、うん……大丈夫……」ハァハァ
172:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:32:50.88 ID:PQrBOpno0
ほむら「これ……見てください」
ほむらが二人に見せた紙は、『受刑者名簿』と書かれた紙だった。
赤文字で、二つの名が書かれている。
173:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:36:56.95 ID:PQrBOpno0
【刑務所】
3人がここが刑務所だとわかったのは、そんなに時間が掛かる事ではなかった。
錆れた狭い空間の中に、独房がズラリと並んでいたからだ。
174:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:37:59.39 ID:PQrBOpno0
―――しばらく独房を一箇所づつ調べていくと、何か小さな物を杏子は見つける
杏子「これは……」
ヘアピンに、部屋に散らばった数本の青い髪を握る
175:▲[sage saga]
2012/09/30(日) 18:40:23.29 ID:PQrBOpno0
【地下1階・霊安室】
しばらく探索を続けると、凄まじい異臭を放った霊安室に辿り着く。
霊安室と言っても、その死体の扱いはぞんざいな物で、ただ死体にシートを被せ台車に乗せているだけのものだ。
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