過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
↓
1-
覧
板
20
592
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:45:20.31 ID:sIBdVn+so
「いいから早くその子をどうにかしてやってよ」
うんざりしたように彼は言った。
以下略
593
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:46:20.59 ID:sIBdVn+so
◇
「人が笑う顔が苦手なんだよ」
以下略
594
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:46:47.15 ID:sIBdVn+so
◇
だから、わたしが目の前に現れても、彼は顔をしかめこそすれ笑うことはない。
以下略
595
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:47:49.09 ID:sIBdVn+so
「何か面倒そうな感じがする」
彼の勘はなかなかに鋭い。
以下略
596
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:48:40.92 ID:sIBdVn+so
◇
ケイくんは部屋にわたしを招くと白くて丸い小さなテーブルの上でコーヒーを入れてわたしに差し出してくれた。
ベッドの上にはニッパーとギターが転がっている。本棚にはギター関係の雑誌と教本とバンドスコアが入っていた。
以下略
597
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:49:25.24 ID:sIBdVn+so
わたしは少しだけ不安になった。わたしは自分で思っているよりもずっと死に近付いているのかもしれない。
連続性と妥当性の喪失。
「……うん、とにかく、ついてきてほしい」
以下略
598
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:49:54.33 ID:sIBdVn+so
「分からないな」
と彼は言った。
以下略
599
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:50:28.11 ID:sIBdVn+so
「このままだと死んでしまうの」
「誰が?」
以下略
600
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:50:54.10 ID:sIBdVn+so
「必要ってわけじゃないんだろ? だったらなぜ巻き込もうとするんだ?」
寂しいから。
なんて言えない。
以下略
601
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/24(土) 14:51:20.82 ID:sIBdVn+so
「第一、その人はどうして死ぬんだ?」
「……それは、わたしが死ぬから」
以下略
879Res/670.75 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう? -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1347282376/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice