過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
↓
1-
覧
板
20
609
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:23:22.45 ID:0XXjShCvo
わたしは扉に手を掛け、ショールームに忍び込む。ケイくんは少し躊躇してからわたしを追ってきた。
立ち止まって呼吸を整えてから気分を持ち直そうとする。
「大丈夫なのか?」
以下略
610
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:23:51.85 ID:0XXjShCvo
「会話には、会話であるからこその効用があるんだよ。会話であるだけでね」
「何を言ってるのか分からない」
以下略
611
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:24:17.71 ID:0XXjShCvo
「……本当に大丈夫?」
少し小声で、ケイくんは訊ねる。わたしも小声で答えた。
以下略
612
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:24:51.54 ID:0XXjShCvo
「警備員の見回りじゃないのか?」
「いま何時だと思ってるの? 三時だよ、夜中の三時。いくら警備員って言っても、こんな場所をこんな時間に見まわりするの?」
以下略
613
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:25:50.76 ID:0XXjShCvo
「とにかく……近付いてみよう」
「見つかるかも知れないぞ」
以下略
614
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:26:47.32 ID:0XXjShCvo
「それができるんだろう?」
今度は、男の声がした。知らない声だ。……いや、知っている声だ。
以下略
615
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:27:14.29 ID:0XXjShCvo
「でも、そうしたところであなたが手に入れられるものなんてなにひとつない」
「そこは、お前に口出しされるところじゃない。それに俺は、別に結果を変えたいわけじゃないんだ」
以下略
616
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:27:56.30 ID:0XXjShCvo
「お前がどうにかしろ。どうにかできる、とお前が言ったんだ。どうにかできなかったら詐欺だ。契約不履行。そうだろ?」
「……でも、わたしにだってできることとできないことがあるんだ」
以下略
617
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:28:25.00 ID:0XXjShCvo
「どうして?」
数秒の沈黙のあと、魔法使いがふたたび口を開いたようだった。
以下略
618
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/11/27(火) 14:28:51.04 ID:0XXjShCvo
◇
◆
以下略
879Res/670.75 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう? -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1347282376/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice