過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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633:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:02:46.99 ID:1M2++lwbo

 わたしたちは階段を下りて扉に囲まれた部屋に戻る。緑色のドアをみつけた。これだ、と思う。
 
「……嫌なドアだな」

以下略



634:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:03:12.91 ID:1M2++lwbo

 でも。

「もう手遅れなの。わたしは既にこの向こうに行ってしまっているから」

以下略



635:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:03:49.22 ID:1M2++lwbo




 扉の向こうは、ショールームに繋がっていた。わたしは奇妙な感覚を受ける。
以下略



636:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:04:20.64 ID:1M2++lwbo

 わたしたちは建物を出て、国道沿いの道を歩いた。外に出て驚いた。夕方近い時間になっていたのだ。
 わたしとケイくんが会ったのは、まだ夜中だった。
 そしてそこからショールームに向かうまで、多少時間を食ったにせよ朝にはなっていない。
 
以下略



637:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:04:49.83 ID:1M2++lwbo

 事態は、おそらくは魔法使いの予想を上回って、錯綜している。
 だが、仕方ない。

 わたしはやるべきことやるしかない。
以下略



638:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:05:20.31 ID:1M2++lwbo

 だからまず、叔父bに会わなくてはならない。
 そして、上手にお兄ちゃんと引き合わせてみないと。

「……」
以下略



639:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:06:04.11 ID:1M2++lwbo

「ここ、どこ?」

「見覚えない?」

以下略



640:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:07:09.98 ID:1M2++lwbo

「お前が俺に手伝わせたいことって、具体的には何をするんだ?」

 わたしは答えようとして、でも答えが分からなかった。
 わたしは自分でもよくわかっていないのだ。
以下略



641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:07:36.16 ID:1M2++lwbo

 でもわたしの思考は疑問を取り合わず、足は付近の公園を目指した。
 なぜかは分からない。  
  
 そして、そこには叔父bが居た。
以下略



642:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/01(土) 05:08:13.90 ID:1M2++lwbo

「少しね」

 と彼は言う。

以下略



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