過去ログ - 姪「お兄ちゃんのこと、好きだよ?」男「……そう?
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779:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:54:40.51 ID:4woSyJNbo

「うん」
 
 わたしが頷くと、お兄ちゃんは変な顔をした。

以下略



780:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:55:07.11 ID:4woSyJNbo

「さて」

 と言ったのは"魔女"だった。
 この場にいる人間は五人。
以下略



781:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:55:35.12 ID:4woSyJNbo




「……つじつま合わせ、ね」
以下略



782:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:56:01.06 ID:4woSyJNbo

「――待て」

 と言ったのはお兄ちゃんだった。

以下略



783:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:56:42.68 ID:4woSyJNbo

「え?」
 
 と声をあげたのはわたしだけだった。
 お兄ちゃんは、そんなのはぜんぜん不思議なことじゃない、といってるみたいに平然としている。
以下略



784:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:57:09.48 ID:4woSyJNbo

 でも、いる。……いや、わたしだって、死んだうえで、この場にいるんだけど、それとは関係がない。
 だって彼女は、それ以前に"存在するはずがない"のだ。

 でも、お兄ちゃんは言う。
以下略



785:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:57:45.26 ID:4woSyJNbo

「そう。それともうひとつ、分岐がある」

「……?」

以下略



786:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 13:59:42.39 ID:4woSyJNbo

「そうじゃないとつじつまが合わない。だってきみは、分岐をつくるためにこの時間にやってきたんだから」

「……あ」

以下略



787:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 14:00:23.49 ID:4woSyJNbo

「僕たちがいる、いまここ、"この世界"は、二周目なんだ。一周目では、きみが現れず、きみは死んでしまう」

 そして死んでしまった"わたし"は魔法使いの力を借りて、分岐をつくりに来る。
 別の結果を生み出すために。そうして加わった変化。"二周目"。別の可能性。
以下略



788:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 14:00:49.59 ID:4woSyJNbo

 ――いや、待て。

「魔法使いの魔法でこの世界に来た人間は、もしくは、巻き込まれた人間は、“戻らなきゃいけない”」

以下略



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