226: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:13:52.53 ID:YzhxCR+d0
里志「じゃあ決まりだね。いつにする?」
楽しそうに里志が言う。何でこいつが仕切ってるんだか。
奉太郎「土曜日の放課後はどうだ?」
227: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:14:37.86 ID:YzhxCR+d0
そして土曜日の放課後がやって来た。
俺たち四人は、揃って俺の家へ向かう。
俺はムスッとしていた。
228: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:15:34.17 ID:YzhxCR+d0
そうこうしてるうちに、俺の家へ到着する。
奉太郎「まあ、入れよ」
里志「お邪魔しまーす」
229: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:16:32.01 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「さて、と。じゃあそろそろ始める?」
里志「まずは場所の確保からだね」
える「ここでするんですか?」
230: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:17:25.86 ID:YzhxCR+d0
える「じゃ、じゃあ……」
千反田がススッと前に歩み出る。
やっぱり来るのか……。
231: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:18:09.79 ID:YzhxCR+d0
摩耶花「お別れの儀は済んだ?」
える「はい、堪能しました。しばらく会えないのは残念ですけど……。
でもこの感触を胸に、その日まで生きていけそうです」
232: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:18:58.95 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「そうだな……。あんまりバッサリやらないでくれ。ちょっとスッキリすればいい」
霧吹で髪に水を吹きかけられながら言う。
摩耶花「了解。少しずつ様子を見ながらやるわね」
233: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:19:54.01 ID:YzhxCR+d0
伊原が噴き出す。
摩耶花「わたしは気にならないんだけど……。そうね、折木の後ろ側から見てたらいいんじゃない?」
その手があったか、とばかりに、二人が俺の背後へ回り込む。
234: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:20:47.78 ID:YzhxCR+d0
………………。
……。
ん……?
235: ◆axh.jP1Twpjg[saga]
2012/09/21(金) 22:21:42.00 ID:YzhxCR+d0
奉太郎「どうかしたのか?」
里志「いやあ、よく似合ってるよホータロー。鏡を見てくるといい」
変な奴だ。まぁ出来は俺も気になる。俺は立ち上がって洗面所へ向かった。
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