276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:27:12.20 ID:17xPWvffo
【翌朝/学校】
さやかと仁美に温泉饅頭を配る天童。
さやか「ホントにお土産買ってきてくれたんだ!」
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2012/11/25(日) 09:28:39.68 ID:17xPWvffo
【学校・屋上】
マミ「――そういうことだから、もう魔法少女体験コースはおしまい」
さやか「で、でもそれでいいんですか?マミさんはもう――」
278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:29:49.50 ID:17xPWvffo
さやか「そっか。この前暁美さんが言ってたのは、こういうことだったんだ」
さやか「でもあたしは変わらないよ。マミさんはマミさんだし、暁美さんは暁美さん」
さやか「魔法少女は人間じゃないなんていう奴がいたら、あたしが言い返してやる」
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2012/11/25(日) 09:31:18.60 ID:17xPWvffo
ほむら「待って」
立ち去ろうとするマミを、ほむらが引き止める。
ほむら「今夜、佐倉杏子と一緒にうちに来て」
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2012/11/25(日) 09:33:09.76 ID:17xPWvffo
【夜/ほむらのアパート】
部屋をワルプルギスの夜についての資料が埋め尽くしている。
マミ「結界に身を隠す必要のない、自然災害レベルの魔女、ねえ……」
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:34:20.49 ID:17xPWvffo
杏子「ま、いいんじゃねえの?この資料だと、ワルプルギスの夜は時間を止めるような奴じゃないしな」
杏子「そんなずりー能力じゃなきゃ、あたしが負けるもんか」
マミ「まだ根に持ってるの?むしろ本気で敵に回さずにすんだことに感謝しなさい」
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:35:59.80 ID:17xPWvffo
マミ「あとは幻惑の魔法と私たちの組み合わせ、という手があるわね。標的を分散させることで……」
杏子「もう幻惑は使えねえ。どうしてもダメなんだ。まやかしってとこに悪いイメージが絡みついて」
杏子「家族の話なら、あたしなりにもう割り切ったつもりなんだけどな」
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:37:05.44 ID:17xPWvffo
ほむら「質問の意味がわからないわ」
マミ「あなたが見滝原に来たのは、せいぜい一ヶ月前」
マミ「自分の攻撃が通用しない相手とわかっていながら、それでも戦うと言う」
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:38:29.75 ID:17xPWvffo
杏子「って、じゃああたしたちに勝ち目はないのかよ!」
マミ「勝率を上げる方法ならあるわ」
ほむら「それ以上は言わないで」
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:40:05.38 ID:17xPWvffo
杏子「畜生、ソウルジェムが濁ると魔女になるってのは、やっぱりろくでもねえな」
マミ「それが、見滝原のすべての人々の生命と引き換えでも?」
ほむら「私が見滝原に来てからせいぜい一ヶ月、とあなたは言ったわ」
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[saga]
2012/11/25(日) 09:41:14.77 ID:17xPWvffo
杏子「おい、いくらなんでも言いすぎだろ」
ほむら「……これ以上、建設的な話は期待できないわね」
ほむら「今回は分かり合えたと思ったけど、あなたの言うとおり」
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