404:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:12:42.13 ID:VCxwOfoxo
【13:34/オフィス街】
さやかと杏子のコンビネーションで首の傷をさらに押し広げているが、二人に疲労の色が出はじめている。
まとわりつく使い魔への対処が遅れ、反撃を受ける二人。
マミも傷を負っているが、治療魔法を使う様子はない。
405:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:13:37.41 ID:VCxwOfoxo
マミ「あなたの案は却下よ。うまくいったとしても、反撃を避ける手段がない」
マミ「一度ビルをぶつけられているあなたなら、盾が万能でないこともわかるはずよ」
マミ「決定的な瞬間に必殺技を撃つための力を温存している以上」
406:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:14:56.00 ID:VCxwOfoxo
まどか「ほむらちゃんにはまだ、みんなを守る意志がある」
まどか「それさえあれば十分だよ」
まどかの足元にいつの間にかいるキュゥべえに気づくほむら。
407:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:17:32.05 ID:VCxwOfoxo
マミ「鹿目さん」
マミ「彼女が嘘をついていなければ、あなたはワルプルギスの夜を上回る最悪の魔女になる」
マミ「あなたが魔法少女になるのは構わないけど、魔女になることは見過ごせない」
408:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:18:19.65 ID:VCxwOfoxo
キュゥべえ「最高の素質を持つ君なら、どんな途方もない望みだろうと叶えられるだろう」
まどか「本当だね?」
キュゥべえ「さあ、鹿目まどか。君はその魂を代価にして何を願う?」
409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:19:22.85 ID:VCxwOfoxo
キュゥべえ「力……?いや、運命に干渉する祈り」
キュゥべえ「君が最高の魔法少女になるのも、運命だとしたら」
キュゥべえ「まさに君にふさわしい祈りだ」
410:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:20:39.84 ID:VCxwOfoxo
次の矢を放つまどか。
空中で何本かに分裂した矢が、一本を除いて空中に静止する。
一本はワルプルギスの夜に向かっていき、接近したところで姿を変える。
ほむら「あれは……!なぜ、あの魔女が」
411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:21:26.95 ID:VCxwOfoxo
残る矢は一本。
ほむらの盾が、ガタガタと揺れる。
ほむら「……グリーフシード?」
412:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:22:22.33 ID:VCxwOfoxo
まどか「ほむらちゃん。マミさん。受け取って」
花を渡すまどか。
受け取ったマミの負傷がたちどころに癒される。
同じく、花を手に取るほむら。
413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:23:29.96 ID:VCxwOfoxo
マミ「フフッ。そう言われると、やる気が出てくるわ」
マミ「暁美さん、悪いけどとどめは私に任せて」
マミ「あなたは、その爆弾でアシスト」
414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/16(日) 09:24:31.96 ID:VCxwOfoxo
【13:58/オフィス街】
杏子「勝ったのか?あたしたち、ワルプルギスの夜を倒したのか?」
さやか「暴風もやんでる。間違いないよ」
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