過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
↓
1-
覧
板
20
181
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:08:54.51 ID:mpXVKIpT0
「我々に、その死刑囚を救えと?」
「ああ、そうだ」
老人が、ゆっくりと頷く。
以下略
182
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:09:33.32 ID:mpXVKIpT0
「まぁ、いいでしょう。
それで、この場にこの子を呼んだ理由を教えていただきたい」
老人達がざわつく。
以下略
183
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:10:13.25 ID:mpXVKIpT0
「どうか、どうか助けてください」
彼女が握り締めているハンカチが、ギチ、と音を立てる。
「どうしてですか?」
以下略
184
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:11:02.00 ID:mpXVKIpT0
「それの何が悪いんですか!」
ドンッ! とテーブルを叩いて、秋山が金切り声を上げた。
汀がビクッと体を震わせ、
以下略
185
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:11:37.67 ID:mpXVKIpT0
圭介は黙ってそれを聞いていたが、
やがてクッ、と口元を押さえて、小さく笑った。
「何がおかしいんですか!」
以下略
186
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:12:15.69 ID:mpXVKIpT0
体を丸めて小さくなっている汀を一瞥して、彼女は高圧的に言った。
「あなたは仕事を請けるといいました。
でも、それ以上私と娘を辱めると言うなら……」
以下略
187
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:12:46.90 ID:mpXVKIpT0
そこで議席の老人が咳払いをし、圭介を見た。
「高畑医師。口が過ぎる」
「あなた方は根本的な勘違いをしていらっしゃる」
以下略
188
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:13:17.63 ID:mpXVKIpT0
「ですが、請けましょう。報酬は指定額の三倍いただきます」
老人達が眉をひそめる。
議席の老人が、一拍置いてから聞いた。
以下略
189
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:13:46.51 ID:mpXVKIpT0
「それでは、この子は一旦退席させます。
秋山さん、マインドスイーパーに余計なことを吹き込もうとするのは、
規定違反です。罰則を受けていただきます」
秋山が、一瞬間をおいてから、怒りで顔を真っ赤にする。
以下略
190
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:14:29.35 ID:mpXVKIpT0
★
会議室を出たところにある、中庭の隅で、汀は眠っていた。
木陰になっていて、爽やかな風が吹いてくる。
以下略
191
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/17(水) 20:15:10.11 ID:mpXVKIpT0
★
汀は、ハワイの白いビーチに座っていた。
白い水着を着て、波打ち際で足をぶらぶらとさせている。
以下略
953Res/544.12 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1350376372/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice