過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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674
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:48:33.27 ID:NmcSo/nB0
理緒を手で指して、ソフィーは続けた。
「最後はキーパーソンを守る、ファランクス(盾)が必要。
それで、最低五人。
通常は二人ずつ各ポジションに配置して、
以下略
675
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:49:11.61 ID:NmcSo/nB0
「…………」
彼女の勢いに圧倒されながら、理緒はおどおどと口を開いた。
「じゃ、じゃあどうすれば……」
以下略
676
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:49:54.07 ID:NmcSo/nB0
「汀ちゃんが自分を犠牲にしてでも、
私達を守らなきゃいけないって、そう言うんですか?
この子は、私のせいで左腕が……」
「どうせ現実世界でも動かないんだから、関係ないじゃない」
以下略
677
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:50:34.97 ID:NmcSo/nB0
「何するのよ!」
ソフィーが我に返って大声を上げる。
理緒は目に涙をためながら、押し殺すように言った。
以下略
678
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:51:11.63 ID:NmcSo/nB0
理緒はそう言って、病室の入り口を手で指した。
「出て行ってください。
汀ちゃんは、次のダイブまでゆっくり休まなきゃいけないんです。
あなたも、休んだ方がいいと思います」
以下略
679
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:51:40.17 ID:NmcSo/nB0
ソフィーはしばらく鼻息荒く彼女を睨んでいたが
「ふんっ!」
と言ってきびすを返した。
以下略
680
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:52:16.54 ID:NmcSo/nB0
★
三時間後、理緒は暗い表情で、うとうとと半分睡眠状態に
入っている汀を乗せた車椅子を押して、施術室に入ってきた。
以下略
681
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:52:50.81 ID:NmcSo/nB0
「でも先生……これじゃ、汀ちゃんが可哀想です。
汀ちゃんは、道具じゃないんですよ」
その声を、部屋の隅で腕組みをして、
壁に寄りかかっていたソフィーが聞いていた。
以下略
682
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:53:28.92 ID:NmcSo/nB0
「え……」
「全員、帰還できなかった」
そう言って、大河内は汀の頭に
以下略
683
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:54:04.82 ID:NmcSo/nB0
そして汀の意識がないことを確認して、
ソフィーを歪んだ視線で見る。
慌てて視線をそらした彼女から理緒に目線をうつし、
彼は首を傾げて言った。
以下略
684
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/22(月) 19:54:34.13 ID:NmcSo/nB0
「さぁ、二回目のダイブだ。今回は十分に設定する」
「十……?」
ソフィーがそこで声を荒げた。
以下略
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