過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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889
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:24:25.61 ID:CgQnpWSV0
★Karte.12 スカイフィッシュ★
そこは、東京都上野駅の、ヨドバシカメラがある、
アメ横に繋がる通りだった。
以下略
890
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:25:06.75 ID:CgQnpWSV0
汀は手近な一人を蹴り飛ばして傘を奪うと、
理緒に手を貸して、ヨドバシカメラの中に入った。
店員も携帯電話に向かって何事かを話している。
以下略
891
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:25:46.69 ID:CgQnpWSV0
そう言って汀は、軽々と理緒を背中に背負うと、立ち上がった。
「スカイフィッシュにやられた傷は治りが遅いの。
下手したら治らないこともあるわ」
以下略
892
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:26:19.86 ID:CgQnpWSV0
「中枢に繋がる道はどこでしょう……」
「それより、どうして上野なのか、心当たりはある?」
汀に問いかけられて、理緒は首を振った。
以下略
893
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:27:03.05 ID:CgQnpWSV0
理緒がダイブできるような状態ではないことを確認して、
汀は彼女を背負い直し、
ヨドバシカメラの脇から顔を出して、外を見回した。
「……多分、この人にとって思い出が深い場所なんだ。
以下略
894
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:27:38.02 ID:CgQnpWSV0
「いいの? 汀ちゃん……」
理緒は言いよどんで、そして意を決したように言った。
「高畑先生は何かを隠してます。
以下略
895
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:28:16.27 ID:CgQnpWSV0
そして二人を誘導するように、アメ横センタービルの中に走っていく。
「待って、一人で行っちゃ駄目、小白!」
汀がそう言って、傘を放り出し、慌てて後を追う。
以下略
896
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:28:54.01 ID:CgQnpWSV0
目の前の砂画面の男は、
ダラリと体を弛緩させて椅子に腰掛けていた。
「匂いだ」
以下略
897
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:29:28.95 ID:CgQnpWSV0
「変質……? 田中敬三さん、
対マインドスイーパー用のトラップを作ってます!」
理緒が悲鳴のような声を上げる。
以下略
898
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:29:57.38 ID:CgQnpWSV0
汀がそう言って、近くの人の自動小銃を奪い取って脇に挟んだ。
「急ぐって……どうしたら……」
「その人を『起動』させて!」
以下略
899
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:30:29.67 ID:CgQnpWSV0
理緒が耳を塞いで体を丸くする。
十数秒も爆音は続き、やがて硝煙が収まり、周囲がクリアになる。
汀が自動小銃を構えながら、前に進もうとした時だった。
以下略
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