過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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913:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:44:54.29 ID:CgQnpWSV0
「あ……」

拾おうとした一貴に体ごとぶつかり、
理緒は心臓を拾ってゴロゴロと地面を転がった。

以下略



914:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:46:05.15 ID:CgQnpWSV0


肩を抱いて震えている理緒に近づき、
圭介は彼女に温かいココアの缶を渡した。

以下略



915:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:46:57.73 ID:CgQnpWSV0
「高畑先生はどうしてそうなんですか……
汀ちゃんが、夢の中で殺されちゃったんですよ……」

理緒の言葉には覇気がない。

以下略



916:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:48:27.05 ID:CgQnpWSV0
「起き上がって大丈夫なんですか?
とっても心配したんですよ……!」

「もう大丈夫だ。多少声がかすれているがね……」

以下略



917:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:49:27.75 ID:CgQnpWSV0
「この……外道め……!」

大河内が看護士を振り払い、圭介の頬に拳を叩き込んだ。

そして激しく咳をして床に崩れ落ちる。
以下略



918:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:50:53.27 ID:CgQnpWSV0
「訳が分からないんです……
ちゃんと説明してくれませんか……?」

おどおどとそう聞いた彼女に、圭介は向き直ってから答えた。

以下略



919:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:51:42.86 ID:CgQnpWSV0
圭介は眉をひそめて立ち、大河内に向き直った。

そして白衣のポケットに手を突っ込んで彼を睨む。

「部外者の前でその話をするな」
以下略



920:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:52:18.36 ID:CgQnpWSV0
「誰がやってもこの結果になっていただろう。
ナンバーXは、『変異亜種』だ」

圭介が淡々とそう言ったのを聞いて、大河内は手を止めた。

以下略



921:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:52:52.55 ID:CgQnpWSV0
「お二人とも……一体何の話をしているんですか……?」

理緒が青くなってそう問いかけた。

「坂月先生が関わっているんですか?
以下略



922:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:53:27.88 ID:CgQnpWSV0
「え……あの……」

「さっき、俺もマインドスイーパーだったのかと聞いたな。
その通りだ。大河内も、坂月もマインドスイーパーだった。
それどころじゃない。今の赤十字病院を動かしている医者のほとんどが、
以下略



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