過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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903
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:32:58.80 ID:CgQnpWSV0
一貴がそう言った時、周囲の人々が弾倉を交換し、
また一斉に銃撃を始めた。
一貴がマスクを被り、岬を守るように立つ。
以下略
904
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:33:41.06 ID:CgQnpWSV0
それが長大な日本刀に変わる。
岬が壁にかかっていた鉄パイプを手に取った。
それがグンニャリと形を変え、ショットガンに変形する。
以下略
905
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:34:21.35 ID:CgQnpWSV0
連続した射撃音と衝撃。
銃弾がばらけて、壁に当たり、
一貴は悠々と体をひねってそれをかわした。
以下略
906
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:35:25.81 ID:CgQnpWSV0
「いいや君はなぎさちゃんだよ。これまでも、これからもね!」
「何してるの理緒ちゃん、早くして!」
汀が怒鳴って一貴を弾き飛ばし、壁を蹴って体を回転させながら、
以下略
907
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:35:58.64 ID:CgQnpWSV0
「起動……起動させなきゃ。起動させなきゃ……」
顔の脇についている丸いスイッチを回転させる。
それは金庫のダイヤルのようになっていた。
以下略
908
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:36:33.05 ID:CgQnpWSV0
「核……見つけた……! この中だ!」
理緒はモニターに手を突っ込んで、
水面のように手を飲み込んだそこから、中核を抜き出した。
以下略
909
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:38:28.73 ID:CgQnpWSV0
日本刀を手放し、一貴は悠々と理緒に向かって歩いてきた。
岬が、日本刀を手で掴んで抜こうとしている汀に
ショットガンの銃口を向ける。
以下略
910
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:39:20.90 ID:CgQnpWSV0
圭介がマイクの奥で大声を上げる。
そのヘッドセットを踏み潰し、一貴は震えている理緒の前で、
血まみれの姿でしゃがみこんだ。
以下略
911
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:39:57.08 ID:CgQnpWSV0
頷いて一貴は、壁に縫いとめられた汀の前でおろおろしている
小白に目を止め、そして視線を、
頬を押さえて呆然としている理緒に向けた。
「殴られるのは初めて?」
以下略
912
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/25(木) 17:40:32.54 ID:CgQnpWSV0
「どうして汀ちゃんを……」
「まだ殺してない。一時的に黙らせただけさ」
心臓をいとおしむように手でもてあそんで、
以下略
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