過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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38: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/21(日) 13:23:20.01 ID:XugceAG0o
「ええ、何かしら?」

「佐倉杏子の事は知っていますよね」

 その名前を聞いた巴マミの顔には、やりきれないという表情を顔に出していた。

「ええ……」

「実は彼女も、私達と一緒にワルプルギスの夜と戦う事になっているんです」

「そうなの……。それだと私は……もしかしたら一緒には戦えないかも……」

 巴マミは申し訳なさそうにそう言って俯いてしまった。それでも私は、二人の力を借りないとワルプルギスの夜は絶対に倒せないと思って、
何とか彼女の事を説得しようと考えた。

「確かに以前の杏子となら共闘は出来ませんよね……。でも今は……、今の杏子の目的は私や貴方と同じ筈ですから! きっと大丈夫ですよ!」

「佐倉さんが……私達と一緒の目的……?」

 佐倉杏子の目的が私達と一緒だと聞いた巴マミは、なにがなんだか分からないという様子で混乱していた。
そんな彼女に私は、杏子がまどかを助けてくれた時の事を伝える。

「……杏子はまどかの命の恩人なんです。まどかがトラックに跳ねられそうになった時、杏子がまどかの事を助けてくれたから今も元気なまどかがいます。
そして……まどかもまた、杏子の恩人でもあるんです」

「鹿目さんが……佐倉さんの恩人……?」

「どうしてかはよく分からないですけど、杏子はまどかに自分の過去の事を全て話して、まどかがその話を受け止めてくれてから彼女は変わりました」

 その話を聞いた巴マミの表情は、とても穏やかなものだった。

「そう……。佐倉さんは鹿目さんに救われたのね……。本当に良かった……」

「はい。私も本当にそう思います。」

 そして、巴マミの顔が勇ましくなったと思ったら、彼女は小さくガッツポーズをした。

「分かったわ。私、佐倉さんとお話ししてみるわ」

「はい、どうかお願いします」

 私は最高の気分のまま、笑顔で巴マミに会釈をした。

「うふふっ!それにしても凄いわね鹿目さんは……。まるで、全ての人を救おうとする天使みたいね」

「ふふ、その通りですね」

(そう……。彼女は私にとって天使のような存在……。彼女が側にいるだけで私は救われるわ……)



 わたしは学校が終わってから、いつもの様に一人寂しく帰っていました。

「はあ……。最近一人の事が多くて何だかさみしいな……」

 それからわたしは、少しでも気分を晴らそうと考えて公園の方に足を運んでしまいました。

(でも仕方ないよね……。仁美ちゃんはお家の習い事が多くて忙しいし、さやかちゃんは皆の為に魔女退治を頑張っているし……。
さやかちゃんの側に一緒にいてあげたいけど、邪魔になりそうだからどうも声を掛けづらいし……)

「はあ……。何だか自己嫌悪……」

 わたしがそんな事を考えながら公園の中を歩いていると、公園の中にある外れた林の方から何か聞こえてきたような気がしたので、
その場に近付いてみる事にしました。

「え……。うそ……あの二人は!」

 するとそこには、さやかちゃんと杏子ちゃんが変身して戦っているように見えました。

「さあ、来なよ」

「……てやあああぁぁぁぁ!」

 槍を持った杏子ちゃん目掛けて、さやかちゃんは剣を思いっきり斬りつけました。

(うそ……! まさかまた喧嘩なの!?)


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