過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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◆GnIWQD74f.
[saga]
2012/10/22(月) 22:55:54.13 ID:T4W7OK9jo
「いいや! その先は言わなくていいよ……。悪いねまどか……変な事言っちゃって……」
「杏子ちゃん……。それでもわたしは杏子ちゃんの事を家族も同然だと思ってるよ……。
パパとママにも話はしているから、杏子ちゃんさえ良ければいつでもわたしの家に来て良いんだからね」
「まどか……。ありがと……」
あたしは、まどかのそんな優しさに救われていた。
「待ちなさい」
「え、どうかしたのほむらちゃん?」
「まどかだけに負担を掛けるのはどうかと思うの。だから、たまには私の家にも泊りにきなさい。好きな所で寝ていいから」
「ほむら……」
「私の家だって、いくらでも来ていいのよ。どうせ誰もいないから寂しいし」
「マミ……」
「あたしんちだって、たまになら泊りにきていいから」
「さやか……。ありがとう……みんな!」
あたしは、みんなの優しさに嬉しくなってしまい、ついウルっとしてしまった。
「うふふっ! こんなに可愛い子猫ちゃんを鹿目さんに一人占めさせるなんて勿体ないわ」
「んあ……?」
マミがあたしの顔を見て笑うもんだから、さっき顔に落書きされた事を思い出してしまった。
「ば、バカ! こっち見んなー!」
「……仕方ないから落書きを消してあげる」
そう言って、ほむらはあたしの顔を濡れタオルで強く擦ってきた。
「痛い痛い!」
「さあ、もう取れたわよ」
あたしが鏡で見てみると確かに消えていた。肉の文字だけ。
「ふざけんな! ちゃんと全部消せよ!」
「嫌よ。だってこんなに可愛いんだもの」
そう言って、ほむらがあたしに抱き付いてきた。
「バ……! 何をするの……さ」
「あら、抱きつかれるのは苦手なのかしら?」
「そそ、そういう問題じゃねえよ……」
「ふふ、あなたって意外とウブなのね」
ほむらはあたしをからかって楽しそうに笑っていやがった。
すると、ほむらの後ろから殺気がするのをあたしは感じてしまう。そいつは影のある笑顔で、ほむらの肩をトントンと優しく叩いていた。
「ほーむーらーちゃーん……?」
そんなほむらの肩は妙に震えていた。
「ま、まどか……これは違うの……。そう……! スキンシップってやつよ!」
「そう……。それじゃあ、わたしもほむらちゃんにスキンシップしたいなあ〜」
「ま、まどか……?」
次の瞬間、まどかはほむらに対してコブラツイストを掛けた。
「うきゃ……あうっ!」
ほむらの身体からミシミシとヤバイ音が聞こえてくる。
「どうかな、ほむらちゃん。わたしのスキンシップは?」
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