過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」 セカンド −オリジナル小説
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5
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 19:54:20.59 ID:bldT30xD0
「やだ……やだよ……」
彼女はカミソリを取り落としながら、
火が落ち着き始めた周囲を見て狼狽した。
以下略
6
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 19:54:57.03 ID:bldT30xD0
▽
★Karte.13 涙★
△
以下略
7
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 19:55:44.00 ID:bldT30xD0
ああ、私のことを言っているんだなと理緒は、
ぼんやりとした思考の奥でそう思った。
「マインドスイーパーの適正がなかったと考えるしかない。
スカイフィッシュに打ち克つ力が、彼女にはない」
以下略
8
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:07:03.42 ID:bldT30xD0
「今の言葉は聞かなかったことにする。
最後まで責任を持て! お前が原因なんだぞ!」
「声を荒げると、また起きるぞ」
以下略
9
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:07:42.19 ID:bldT30xD0
「あなた達がここでいくら喧嘩をしても、
患者が良くなるわけではないわ」
ゆったりとした声だった。
以下略
10
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:08:14.36 ID:bldT30xD0
「ミイラ取りがミイラになるとは、まさにこのことだな」
圭介の声に、大河内の影が圭介の影の胸倉を掴み上げたのが、
理緒の目に見えた。
以下略
11
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:09:50.28 ID:bldT30xD0
二十代前半だろうか。
理緒と同じくらいの背丈だが、
妙に落ち着いた雰囲気をかもしだしている。
以下略
12
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:10:24.10 ID:bldT30xD0
「私はジュリア・エドシニア。
あなたを助けるために来た、マインドスイーパー治療班の一人よ」
「治療班……?」
以下略
13
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:10:52.26 ID:bldT30xD0
衝動的に。
いや、そう言ってはおかしいかもしれない。
実に自然に。
以下略
14
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:11:42.94 ID:bldT30xD0
汀が意識を失ってから、僅か三日で、
理緒の心と体は、既に衰弱してボロボロになっていた。
ジュリアは理緒の手を握り、優しく語りかけた。
以下略
15
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/27(土) 20:12:15.14 ID:bldT30xD0
理緒の目から涙が流れる。
「分からない……分からないんです……」
両手で顔を覆い、涙を流す理緒の頭を撫で、ジュリアは続けた。
以下略
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