過去ログ - 見習い魔法使いのいつもと違う一日
↓ 1- 覧 板 20
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/09(金) 15:48:37.51 ID:iX4/EhmQo
「小僧どもオォォォ……!」
ぜえはあと息を切らすリリーとルークの背後にゆらりと影が差す。
おじさんは息を切らすこともなく、逆光になった暗い顔にらんらんと目を輝かせていた。
「もう逃げ場はないぞ……!」
確かに周りはもう崖っぷち。
逃げられそうな場所は全くない。
じりじりと下がる背後には冷たい風が吹き抜けて、はるか下に町の建物の屋根が並ぶ。
「ふふ、ふふふ……ガキの血はこれまた不老長寿の元らしい。お前らの血をすすってやるぅ……」
「いやあんたはそんなのなくても十分だろ」
顔をひきつらせてルークが呟く。
リリーもそれには同感だった。
72Res/41.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。