過去ログ - P「出来損ないのプロデューサー」
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211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/21(木) 13:11:52.04 ID:cLwoJxmDo



212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/11/30(土) 01:03:13.54 ID:GS6t4/q9o
 仕事を終えた彼は冬馬を横に車を走らせる。
 赤信号で車を止めると彼は目に入った道路標識にふと気づいたことがあった。

「冬馬の家、確かこの近くだよな。送ってくよ」
「ああ、頼む」
以下略



213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/30(土) 02:59:41.55 ID:e+ZHWj8so
更新ktkr


214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/30(土) 21:04:56.59 ID:qaaZ8Sf7o
これは良いホモスレ


215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/03(火) 02:36:23.58 ID:NF5eO9pGo
 冬馬の作った料理は秋刀魚の焼きポン酢漬け、卵焼き、豆腐とおくらの味噌汁、ひきわり納豆、きゅうりと白菜の漬物、白米。
 意外にも純和風な献立だ。

「いただきます」

以下略



216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/03(火) 02:40:51.60 ID:NF5eO9pGo
秋刀魚の焼きポン酢漬けは酒のつまみにも使えるよ
あと、オクラはチーズを乗せてチンするだけでも美味しい


217:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/03(金) 15:03:25.12 ID:gIWbcpv1o
 都心にそびえる高層ビルの一室――狭い自宅から移転した彼の事務所は引き締まった空気で満たされていた。
 パソコンと向かい合いキーボードを打ち込み、資料を作成する者。ケータイを片手に何やら頼み事やスケジュールについて相手に話す者。ボードで仕切られた応接間で丁寧に対応する者。
 皆一様に映画に出てくるエージェントのように上等な黒のスーツに身を包んでいる。
 961プロからの援助の一つである自分をサポートしてくれるスタッフ達だ。
 分かってはいたが、どうやら黒井は相当な実力を持つスタッフを寄越してくれたようだ。
以下略



218:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/03(金) 18:53:30.81 ID:kbVfVKtTo
おっ!


219:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/27(月) 02:57:10.90 ID:5lmLC8TV0
 新事務所の事務スペースとは別の部屋に設けてある会議室には彼を始め、961プロから送られたスタッフ達が集合していた。

「資料は行き届いたでしょうか?」

 黒スーツの秘書風の女性がよく通る声で席に座る者たちのノートパソコンに資料が転送された事を確認するとスタッフ達は無言でそれを肯定した。
以下略



220:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/27(月) 02:58:32.27 ID:5lmLC8TV0
「では、現状を確認できた所で冬馬の大賞を磐石なものにするための戦略を練っていきましょう」

 ページが切り替わり、今後の戦略についてのページが表示される。
 そこには戦略の具体的な方向性について「これまで以上に冬馬を積極的に売り出し、大富貴音以上の人気を獲得していく」と書かれていた。

以下略



221:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/27(月) 16:28:09.22 ID:aIDlKCW/o
おつ


222:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/30(木) 03:23:01.67 ID:MGQQJ9bO0
 夜の九時。ゲストとしてゴールデンタイムのバラエティ番組の収録を終えて事務所に戻った冬馬は、気まぐれに外を眺めていた。
 街明かりが都会のコンクリートジャングルを飾るイルミネーションのように輝いている。
 景色が良いというのもあった。普段は特に気にすることもない見慣れた光景の一つも、こうしてじっくり見てみると結構悪くない。
 チラリと横目で人が疎らで静かになった事務所の奥にいる男を見る。

以下略



223:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/31(金) 03:34:34.28 ID:rbl/mTW20
 一連の冬馬を見ていた彼は好奇心から薫り高いコーヒーを、備えられたシュガーとフレッシュを入れずにブラックのまま飲んでみた。
 苦味がとても強く、コクのあるコーヒー。イタリアンローストだ。
 豆の煎り具合でも特に時間を掛けた豆のことで酸味がほとんどなく、すっきりとした後味が特徴でもある。
 彼はコーヒーを楽しむと気が緩んだのか大きなため息をつく。

以下略



224:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/31(金) 03:53:23.79 ID:rbl/mTW20
「随分と楽しそうな声だな?」
「大富貴音に勝つ算段が出来ましたから」
「ほお、それは興味深いな。詳しく聞かせてもらおう」
「詳細については後日、資料をお送りしますよ。ただ、あえて言うなら黒井社長……あなたの力が必要です」
「私の力が? 私は君に対して十分に支援をしているつもりなのだが足りないと言うのかね」
以下略



225:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 20:13:40.70 ID:c2p1LAwi0
来なくなったな


226:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 03:40:01.78 ID:u+C9KTxZ0
書いていないわけじゃない。ただ別のスレと並行して書いているから遅いだけなんだ
別スレの方が盛り上がっているから、ついそっちばかりね
すまない


227: ◆u6cuCBJb9.[sage saga]
2014/03/11(火) 01:19:04.51 ID:Znu+ZTQS0
 澄みきった群青色の空に太陽が光り輝いている。
 天気は快晴。雲ひとつない。絶好のフェス日和といえた。
 彼は緑の芝生を踏みながら遠くにあるフェスのメイン、野外ステージを見ていた。
 厳密に言えばステージではなかった。彼の視線はステージに集まるギャラリーに向けられていた。
 メインステージというだけあって、その数は圧倒的で日射病でもないのに目眩を覚えるほどだ。
以下略



228:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/12(水) 09:49:16.00 ID:FAzBv4aMo
更新おつ


229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/11(金) 15:59:47.56 ID:49r7VKq5o



230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/13(日) 19:12:14.76 ID:Rs9pYBlDo
                二''-.ヽヘ / /  ゛''''‐‐‐--....
                :::::::゛゛''''‐''''  ̄''‐-...,,_,,..-‐'"
             ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘヾ 、
       /::::::/:::::::::::/::::::∧:::iヾ:::::::::::ヽ::.i',:::::::::::::::'., ヽ',
以下略



231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/06(火) 03:20:27.53 ID:AOhmx7KZo
てす


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