31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/28(水) 00:28:21.42 ID:Nq/L6bGx0
‐帰り道‐
千早「優、今日はもう私の方に泊まったら?家の方には私から連絡するから」
自分が住むマンションまで後少しという所で、千早がそんなことを言い出した。
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2012/11/28(水) 00:29:11.74 ID:Nq/L6bGx0
千早「そうだよね……」
弟の答えに頷いて返す千早。
普段も他のアイドルがプロデューサーに対してアプローチをしているが、それが功を奏している所は見たことがない。
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2012/11/28(水) 00:30:38.90 ID:Nq/L6bGx0
気恥ずかしさからか、唐突に頭をガリガリと掻いた優は勢い良く千早の方を向く。
その顔に笑みを浮かべると元気に言った。
優「あー! 腹減った! 姉ちゃん早く帰ろうぜ?」
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2012/11/28(水) 00:31:24.90 ID:Nq/L6bGx0
‐千早のマンション‐
優「姉ちゃんの部屋久しぶりだなー」
リビングでくつろぎながら優は言う。
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2012/11/28(水) 00:32:29.36 ID:Nq/L6bGx0
しばらくすると、優の所へ食欲をそそる匂いがしてきた。
キッチンへと視線を向けるとパスタを茹でながら、フライパンでソースを作っている千早の後ろ姿が見える。
プロデューサーさんもコレを見たのかな、なんて思う優。
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2012/11/28(水) 00:33:05.24 ID:Nq/L6bGx0
今日はここまで
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2012/11/29(木) 11:51:19.34 ID:iBjLlxB20
リビングに置いてあるミニテーブル。
その上には皿に盛り付けされたパスタが二つ。
それぞれの皿の前には千早と優が座っている。
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2012/11/29(木) 11:51:45.97 ID:iBjLlxB20
そんな光景を見ながらも、千早はあることを思い出してしまっていた。
如月優は十年以上前、まだ幼い頃に交通事故に遭っている。
一時は生死の境をさまよう程だったが、奇跡的に回復し今では健康そのもの。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/29(木) 11:52:16.41 ID:iBjLlxB20
優「姉ちゃん……?」
パスタを食べていた優は、姉が食べていないことに気付き声を掛けた。
暗い表情でなにかを考えている千早。
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2012/11/29(木) 11:52:45.30 ID:iBjLlxB20
千早「ッ!?」
弟に呼ばれて千早はハッとする。
目の前には心配そうに自分を見つめる弟の姿。
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2012/11/29(木) 11:55:11.61 ID:iBjLlxB20
千早「うん、良く出来てる」
パスタの出来に笑みを浮かべ、頷いて納得する。
料理始めた頃は散々だったが、他のアイドルに教えられて上達することが出来た。
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