過去ログ - ラオウ「待っているがよい……ケンシロウッ!」
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47: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:05:56.75 ID:3LxewOCJ0
ラオウ「奴は欲望に塗れた虚弱な器……こんな時代に放っておけば、第二のサウザーとなっていたかもしれぬ」

レイ「それほどまでに強いのか、ジャギは」

ラオウ「弱い。我ら北斗四兄弟の中でも最弱の極みだ。しかし、だからこそ最悪でもある」
以下略



48: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:06:41.63 ID:3LxewOCJ0
アイリを連れ戻すためジャギが統治する町に向かったラオウとレイ。
そこではケンシロウと名乗る胸に七つの傷を持つ男が暴虐の限りを尽くしていた。

「ふっはっはっはっはァ! 俺の名をいってみろ〜〜」

以下略



49: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:07:20.04 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「まずはレイ! これを見ろ〜〜」

小気味よくジャギは手を二度叩く。するとどこからともなく人相の悪い部下がやってきた。
その腕に拘束されているのは、白髪の美しい目を閉じた少女。

以下略



50: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:07:58.37 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「そして兄者! お次はこいつだ〜〜!」

懐から黒塗りの機械を取り出したジャギは、慣れた手つきで操作した。

『はあ、はあ、はあ、んぐっ……いいぞ……そこだ……もっと、もっとだ……』
以下略



51: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:08:24.61 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「初めて見た時は驚いたぜ〜。あの厳格なあいつにこんな趣味があったなんてなァ!」

レイ「ラオウ、あの声の持ち主は……」

ラオウ「……幼き日の、友だ」
以下略



52: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:09:21.93 ID:3LxewOCJ0
レイ「アイリ……俺はお前が大好きだ。たった一人の妹、たった一人の家族。
   お前のことを忘れた日など一瞬足りともなかった」

アイリ「兄さん……ありがとう、兄さん」

以下略



53: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:10:31.77 ID:3LxewOCJ0
レイ「アイリを捕らえるそこの貴様! アイリに傷さえつけなければ、貴様の命だけは助けてやろう」

賊「合点承知!」

ラオウ「弱者の部下は弱者か。ジャギ、罪を悔いる時が来たのだ」
以下略



54: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:11:16.95 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「それがどおした〜〜! 銃が使えなくても俺には北斗神拳があるんだよぉ!」

ジャギ「は〜! "北斗羅漢撃"ーっ!」

無数に繰り出された瞬速の突きが容赦なくレイに放たれる。
以下略



55: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:12:08.96 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「くそおおおおお!」

背を向けたジャギは慌ててどこかへ走っていく。
二人も逃がすまいとジャギの跡を追った。

以下略



56: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:13:22.70 ID:3LxewOCJ0
死の痛みにもがいていた筈のジャギだったが、気づけば見知らぬ山にいた。
世界に核の炎が振ったにしては平和で壮大な、草原と花の交えた緑の土地。

ジャギ「ここは……どこだ……」

以下略



57: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:13:57.43 ID:3LxewOCJ0
■現実

ジャギ「ぐぎゃああああ! ぎげげええええええ! ぶえじゃfけjfじいあじじゃwfじょぱf!」

レイ「恐ろしい技だ……時に比例して悲鳴が増していく」
以下略



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