過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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852:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/16(日) 21:04:45.28 ID:GzZkkDBPo
男が童貞じゃないだとッ!?


853:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 21:59:34.92 ID:Rxcl4LDb0
>>847
ありがとうございます。
展開の受け入れ方は人それぞれですので、不快に思われる場合もあると思います。ですが、男たちの心境や、環境の変化を考えたらあのような関係になるのも無理ないかと思います。

>>848
以下略



854:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/17(月) 22:11:52.90 ID:mIyosb8c0
男と傷エルフには、平和になった世界でいつか和解してほしいと思ってる俺は
かなり異端かなぁ…


855:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 22:19:21.87 ID:Rxcl4LDb0
>>854
実を言いますと、そのあたりの話しは未来編で話すことになるので今は発言は控えようと思います。


856:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 22:37:07.21 ID:Rxcl4LDb0
そして、さらに月日は流れた。男が女騎士と身体を重ね合うようになってから数週間が過ぎた頃、それは起こった。

男「……伝達兼偵察任務ですか?」

 司令官「ああ、そうだ。君、男騎士、女騎士の三人には少数精鋭の偵察隊としてエルフたちの動向を観察してきてもらいたい。そして、奴らの動きに少しでも不審な点があればそれを村や街に配属されている兵士たちを通じて私の元へと届けてもらいたいのだ」
以下略



857:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 22:50:59.34 ID:Rxcl4LDb0


……

男「とりあえず、そういうことになったから今日を持って僕、騎士、女騎士の三人はエルフ側の動向を探るためにこの前線から離れることになる。
以下略



858:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/17(月) 23:10:06.26 ID:Rxcl4LDb0
騎士「そんなことになっているのか……。まあ、それならそれでもいいや。もう、何か色々どうでも良くなっててさ、いいやつでいるのにも疲れちまったよ」

女騎士「そんなものか?」

騎士「まあな。俺らがどれだけ頑張っても状況なんて何にも変わらないってことがわかったろ? 仲いいやつらはみんな死んじまうし、エルフのやつらは殺しても殺しても懲りずに向かってくるし。一体この戦いいつ終わるのかって思うようになってきたよ、最近」
以下略



859:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 18:14:50.63 ID:l6/uEn/40
男「まあ、それはともかく。これからは今までより一層周囲に気を配らないといけなくなる。エルフたちがどこでこちらの情報を掴んで攻撃を仕掛けているのかも現状は分かっていない。そういったことを探るためにも、僕たちはできる限り民間人として振る舞い、多くの情報を仕入れていこう。
 それと、今回僕が二人を率いるリーダーになっているからあらかじめ禁止事項を伝えておく。
一 緊急時以外は戦闘行為は一切禁止する。これは、自分は軍人ではなく民間人であるという意識を己の内に刷り込ませておかないといけないからかな。
二 できる限り一人で行動をしないこと。待機は別だけど、どこかに行くにしても誰か一人は連れて歩くこと。
 それと最後に……」
以下略



860:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 18:48:49.32 ID:l6/uEn/40
……



男たちが任務を言い渡されてからさらに数週間の月日が流れた。北方での戦闘はここしばらく落ち着いており、代わりに他地域での戦闘は激化していた。この地域に住む者はこれが大きな戦闘の前触れではないかと怯えながら、それでも束の間の平和を享受していた。
以下略



861:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 18:50:44.51 ID:l6/uEn/40
 そう、一見するとただ市場をうろつき、特産物を漁っているようにしか見えない三人だが、その実言い渡された任務をきちんと遂行している最中であった。
 すれ違う人々、商品を販売する店主、その他にも酒場での噂話などエルフに関する情報に耳を澄ませて少しでも現実味のある話は詳しく聞いてその場へと向かっているのだ。
 この街に滞在しているのもあくまでも情報収集である。有力な情報を手に入れたのなら、すぐさま現場へと向かい、そこからエルフに関する何かを仕入れれば近くにある軍の駐屯地に向かうという次第である。
 現に、この数週間で二度エルフの情報を手に入れ、結果としてその内の一つがエルフたちが隠れ住んでいる場所だとわかり、殲滅隊を送りエルフたちを殺害することに成功した。もっとも、殺したのは反抗の意思を特に強く示した男勢のみで、女子供は命を見過ごされたとあとになって報告を受けたが、それもどこまでが本当だかは彼らにはわからない。実際、捕虜となった女子供がどのような扱いを受けていようと彼らにはどうすることもできないし、どうする気もなかったからだ。
 自分たちに出来ることをするのみ。エルフは滅ぼす対象であり、人類の敵。それが今の彼らの精神に深く刻まれた考えであった。
以下略



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