過去ログ - 雪歩「Next my second stage」
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 17:55:24.17 ID:1Y2HZaSP0

貴音「……どうしてプロデューサーのお見舞いにいかないのですか?」

雪歩「そ、それは……」

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 17:55:58.10 ID:1Y2HZaSP0

貴音「雪歩殿、あなたは自分を責めることで楽になろうとしている」

 貴音さんの声が、瞳が、雰囲気が、今にも逃げ出したい私を糾弾していました。

以下略



40:訂正[saga]
2012/12/11(火) 17:57:32.36 ID:1Y2HZaSP0
貴音「雪歩殿、あなたは自分を責めることで楽になろうとしている」

 四条さんの声が、瞳が、雰囲気が、今にも逃げ出したい私を糾弾していました。

貴音「全てを自分のせいにして、今までの彼との道程を否定しようとしている」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 17:58:12.74 ID:1Y2HZaSP0
雪歩「……恨んでいるに決まっています……! 憎んで当然なんです……!
   私はプロデューサーから健康を、時間を、未来も奪ったんです。
   なのに、なのに……! 私は……IUを優勝できなかった……」

 数ヶ月前のIUの決勝、そこで優勝したのは私でも四条さんでもありませんでした。
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 17:58:57.08 ID:1Y2HZaSP0

貴音「彼が信じられないのですか?」

雪歩「信じています…… 信じていますぅ……けどぉ……」

以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 17:59:26.89 ID:1Y2HZaSP0

 翌日の夕方、私はプロデューサーの病室の前に立っていました。

雪歩「……っ」

以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 18:00:33.32 ID:1Y2HZaSP0

雪歩「……渡さないといけないよね」

 箱の中に入っているのは春香ちゃんお手製のドーナツ。
 プロデューサーへのお見舞いに持って行って言って渡してきたことから、
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 18:01:09.35 ID:1Y2HZaSP0

 病室の中は静かでした。   
 エアコンの音と、テレビの音だけがして他は物音すら聞こえない。
 テレビは消し忘れられただけであって、人は誰もいない、そう言われても信じられるほどに。

以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 18:02:03.24 ID:1Y2HZaSP0

雪歩「ぷ、プロデューサー……」

 私は恐る恐る呼びかけたと同時に、急に拒絶されたたらどうしようという不安が現れて、顔を俯かせました。

以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 18:02:39.16 ID:1Y2HZaSP0

P「ははっ、まだ泣き虫はなおっていないようだな」

雪歩「ぐすっ、ひっく……、うわーーんっ!!」

以下略



48:投下終了[saga]
2012/12/11(火) 18:04:22.66 ID:1Y2HZaSP0
 その後、私は時間の合間を見つけては病院に見舞いに行きました。
 そのさいに私がプロデューサーの状態について知っていたこと、逃げるためにセルフプロデュースを始めたことを告白しましたが、
プロデューサーはそうかとだけ言っていたから、プロデューサーも薄々気づいていたかもしれません。

 見舞いの回数を重ねるうちに私とプロデューサーの仲を疑うような記事も出回りそうになりましたけれど、
以下略



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