過去ログ - ほむら「“サヨナラ勝ち”ってどういう意味?」あすみ「知りたいの?」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:49:09.65 ID:1dC4Z2gL0
さやか「あの子をどうやってここまで連れてくるの?」

ほむら「まどかに会わせる、と嘘をつく」

杏子「うまくおびき出せるかな」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:51:15.70 ID:1dC4Z2gL0
杏子「どんなものでもいい。聞かせてくれよ」

ほむら「心の弱い部分をあらかじめ自覚しておく、という方法よ」

さやか「自分で前もって、抉り出されるかもしれないトラウマを分かっておく、ということ?」
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:53:50.58 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「こう言ってる私も、他人のことを気にしてる場合ではないんだけど」

さやか「転校生はやっぱり、まどかのこと? 一番気掛かりなのは」

ほむら「・・・・・・そうね」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:56:10.38 ID:1dC4Z2gL0
杏子「あんたはどうして、ワルプルギスの夜が来ることを分かってるのか。あんたはどうやって、魔法少女が結局は魔女になることを知ったのか。そもそもあんたは、どこから来た何者なのか。あんたには相変わらず、言えないことが多過ぎる」

杏子「別に、黙っててもいいさ。言う必要がないから話さない、それだけのことかもしれないしな。だけどもしそれが、あんたの心の深い部分とつながってるんだとしたら、どうだ? そういうところへ、あのガキはつけ込んでくるんだろ? あいつにつけ入る隙を与えることが、どんなことになるか。あんたが、分かってないはずがない」

杏子「今話せ、とは言わないさ。でも、もしそれが戦いに影響するんだったら、前もって何とかすべきだ。まあ、あんた自身が一番分かってるとは思うけどな」
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 20:58:40.55 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「それは、私たち3人の中で、あの子に一番優しいのがあなただから。いえ、誰にでも優しいのが、あなただから」

さやか「・・・・・・」

ほむら「ありきたりの言い方だけど、優しさは、甘さと紙一重よ」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:01:13.88 ID:1dC4Z2gL0
杏子「・・・・・・でも」

さやか「何?」

杏子「あたしたちは、確かに人間じゃない。じゃあ、人間じゃなかったら何なのか。犬や猫と一緒じゃない。虫けらとも違う。もちろん木や草と同じなわけがない。だからといって、人形でもなければ、そこら辺の石ころとも違う」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:02:39.68 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「・・・・・・でも、ちょっと意外ね」

さやか「何が?」

ほむら「佐倉杏子。怒らないで聞いてほしいんだけど、あなたが、自分が女であることをすごく意識してることが、よ」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:04:27.02 ID:1dC4Z2gL0
さやか「やっぱり願いは、誰でも、自分のためなんだね」

杏子「あんたが魔女になりかけた時、救ったのは誰でもない、そのことに気付いたあんた自身だったよな」

さやか「他人のために願いや魔法を使う、それが間違いだとは、今でも思ってないよ。だけどそれも結局は、自分のためなんだって分かった。恭介の腕を治して、その恭介を仁美にとられたけど、全部他人のためだったら、そんなことで落ち込んだりしない。他人が幸せになれば、それでいいはずだから。でも、私は絶望の一歩手前までいっちゃった」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:07:22.61 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「冷静に聞いてほしいんだけど・・・・・・。神名あすみは契約前に、魔法少女になるメリットとデメリットについて、キュゥべえに訊いたそうよ」

さやか「!・・・・・・」

杏子「・・・・・・」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:09:42.37 ID:1dC4Z2gL0
さやか「何かさ・・・・・・ダークな方向に、気分が盛り上がってまいりました。決戦前夜にふさわしい感じよ」

杏子「ソウルジェムが濁るぞ」

さやか「ううん、私のは今、澄みきってる。見なくても分かる。誰と戦っても、負ける気がしないわ」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/19(水) 21:16:29.35 ID:6jPo3TRto



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