8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/28(金) 22:12:39.20 ID:TAqxv/he0
とりあえず今日は以上
ほの暗いひびたかSSです
それではまた
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/28(金) 22:22:29.98 ID:kL9IKbrvo
乙
珍しい響かも
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/28(金) 23:32:58.93 ID:/OSZE2X3o
大期待
こんな響もいいねぇ
乙
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/29(土) 03:04:17.36 ID:7Gmk16axo
眠いせいか
貴音「こしひかり」
に見えたけど乙
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/29(土) 03:50:21.18 ID:pxCWWE7oo
乙
次はいつごろ?
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:17:26.98 ID:x9OhnH1e0
「おお、貴音。すまん、少し社長との話が長引いちゃってな。待ったか?」
貴音は事務所の狭い会議室の机に向けていた視線を慌てたように入ってきたプロデューサーへ向け、「いえ、大丈夫です」と笑ってみせた。
その手元には現在撮影中の映画の台本があったが、一切めくられた様子はなかった。
プロデューサーはそれに気付いているのかいないのか、「すまんな」ともう一度謝って貴音の座る前に腰を下ろした。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:18:06.34 ID:x9OhnH1e0
「ええと、今日は新曲のプロモーションについてなんだが」
「はい」
「――あーっと、その前に」
プロデューサーはわざとらしく咳払いをすると、なぜだか黙り込んでしまった。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:19:06.09 ID:x9OhnH1e0
「貴音。その、な。お前、響と仲良かったよな?」
突然の、響の名前。予想だにしていなかったからか、貴音は一瞬自分の心臓が大きく波打ったことを感じた。
「たしかに……そのはず、ですが」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:20:13.17 ID:x9OhnH1e0
昨夜、あの後。
貴音は部屋を飛び出した響を追いかけることができなかった。かといって、じっと朝まで事務所に留まっているわけにもいかずに、散らかったゴミや響の残していった缶などを皆片付けた。
その最中はただ呆然としていて、あまり記憶にない。
ただお酒を飲んでいたことを知られて響のアイドルとしての命が終わってしまうことは貴音にも容易に想像できた。それだから、響のステージを守るために、貴音は無意識のうちの行動だったと思う。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:21:11.87 ID:x9OhnH1e0
少なくとも、この様子では昨日の酒がバレたわけではないらしい。
バレていたとしたら、一週間の謹慎なんかで済むはずもあるまい。
しかし、だったら響はなぜ。
一体、プロデューサーとなにがあったというのか。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 00:21:58.25 ID:x9OhnH1e0
「……いえ、何でもありません」
今の自分には、もしかするとプロデューサーを責める資格なんてないのかもしれない。
貴音は、そのことが悔しく歯痒く思った。
黙り込んだ二人の間に、双海姉妹の元気な声や美希を叱る律子の声が聞こえてきて、辛うじて居心地の悪さを回避してくれる。
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