11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/10(木) 00:41:43.02 ID:OAq42GrIO
時間は少し戻って、手荷物検査実施場。
ほむらはこの手荷物検査に戸惑っていた。
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2013/01/10(木) 00:42:53.69 ID:OAq42GrIO
(間違いない、アレは本物、、、!)
都合上で銃器を使う羽目になっているほむらは、その数々の危険性を熟知していた。
その男も、没収されたら危険だと分かっているのか、弁明をしている。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/10(木) 00:43:27.68 ID:OAq42GrIO
時間は戻って自己紹介を促される。
「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
それだけ言うと、「暁美ほ」まで名前を書いていた早乙女教諭からペンをとり「むら」と付け加えて席へ進んだ。
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2013/01/10(木) 00:44:16.48 ID:OAq42GrIO
休み時間になると、ほむらは女子生徒たちからの質問攻めを受けていた。
前はどの学校にいたのー、だとか、髪がどうだとか。
しかし、ほむらの頭の中は今朝の事で心ここにあらずといった状態で、質問には適当に答えていた。
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2013/01/10(木) 00:45:08.54 ID:OAq42GrIO
同じ時に宗介は男子生徒から質問攻めにあっていた。
前はどの学校にいただとか、傷だとか、今朝の手荷物検査などだ。
「学校は都立陣代高こ、、、陣代中学だ」
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2013/01/10(木) 00:47:13.13 ID:OAq42GrIO
宗介は廊下を駆け抜ける。
事前に入手した地図で保健室への道は完全に頭に入っている為、迷う事は一切なかった。
それに、この全面ガラス張りの校舎だ。
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2013/01/10(木) 00:47:52.14 ID:OAq42GrIO
「そうか、悪意はなかったようだな。すまない、謝罪しよう」
そう言って頭を下げた。
「ず、随分素直なのね、、、」
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2013/01/10(木) 00:49:40.01 ID:OAq42GrIO
校舎のひっそりとした一人として人の気配を感じない廊下。
「単刀直入に聞くわ。
あなた、何者なの」
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2013/01/10(木) 00:51:03.25 ID:OAq42GrIO
結局ほむらは、この日の授業はうわの空で受ける羽目となる。
数学では符号を付け間違え、体育では辛うじて走り高跳びの記録は例の「県内記録」を叩き出せたものの、ランニングで足を挫いてしまう始末だ。
頭の中で反復する。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/10(木) 00:52:04.12 ID:OAq42GrIO
時間は少し戻り、ひと気のない廊下
「鹿目まどかの護衛だ。
理由は伝えられていない」
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2013/01/10(木) 00:52:52.92 ID:OAq42GrIO
学校付近のビル、屋上
「何やってんだ、ソースケの奴」
宗介の部隊の仲間である、ウルズ6のコールサインを持つクルツ・ウェーバー曹長は、ECS(電磁迷彩)をオンにしたM9の狙撃用スコープから宗介の周辺を見張っていた。
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