269: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:40:46.43 ID:ixkX4qjIO
「どうしてそんな事を考えるんだい?」
「質問に質問を返すなら、それは肯定、と言う事でよろしいですね?」
否定したところで、テッサは信じる気があまりなかった。
270: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:41:29.64 ID:ixkX4qjIO
翌日、見滝原、ほむら宅、居間
魔法少女全員と、まどかとかなめ、それに宗介を含めたウルズチームはほむらの家に集合していた。
271: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:42:04.11 ID:ixkX4qjIO
「そして、魂を抜き取られこの宝石に変えられ、魔女との戦いを強いられる。
願いを一つだけ叶える事と引き換えに」
それだけ言うとほむらはソウルジェムを仕舞う。
272: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:42:36.39 ID:ixkX4qjIO
「まあ、私の胡散臭い統計よりも織莉さんの未来予知の方が信頼できるもの。仕方のない事ね」
あまり表情を動かさずにほむらは言うが、明らかに少しだけしょげていた。
「ほ、ほむら、気を落とさないでくれ。悪気があったわけじゃあないんだ。本当だよ、信じてくれ」
273: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:43:06.94 ID:ixkX4qjIO
その一言で部屋が沈黙に包まれる。
宗介以外は。
「なんだ。気が付いていなかったのか?」
274: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:43:39.72 ID:ixkX4qjIO
「名前についてはいいかしら?
それで、ワルプルギスなのだけど」
そうほむらが言うと場の和んだ空気から一転、緊張に包まれる。
275: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:44:10.95 ID:ixkX4qjIO
隣の部屋
扉を閉めるときさえも、ほむらは他の面子の顔を見ないように後ろ手で扉を閉めた。
276: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:44:40.59 ID:ixkX4qjIO
ほむら宅、居間
ほむらは隣の部屋から戻る。
(やはり、そうなるわよね)
277: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:45:07.62 ID:ixkX4qjIO
一時間後
「以上が対ワルプルギス用の戦術になるわ」
278: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:46:07.05 ID:ixkX4qjIO
なんとタイミングの悪い事だろうか。
言い終える直前に通信が入る。
「こちらウルズ7…あ、はい、大佐殿。見滝原に到着…はい、了解しました」
279: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/02/04(月) 00:46:40.48 ID:ixkX4qjIO
15分後
「戻ったぞ」
424Res/424.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。