過去ログ - 幼魔「かちこち、ごうごう、ひゅおん、どかん」
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42: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:53:44.92 ID:6gOd4PaH0
青年「お待たせ。どう? 色々と知れた?」

幼魔「」コクリ

青年「偉いって言葉も意味も解った?」
以下略



43: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:54:17.77 ID:6gOd4PaH0
幼魔「楽しい、感情、把握」

青年「それはよかった」

幼魔「自分は、楽しいを未経験」
以下略



44: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:54:47.77 ID:6gOd4PaH0

青年(魔王の源……僕は予想以上の大役を得てしまった)

青年(結局はこうなる運命なんだろうか)

以下略



45: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:55:49.20 ID:6gOd4PaH0
青年「幼魔ちゃんはその鼻歌が気に入ったみたいだね」

幼魔「これ、好き」

青年「好きなことをしている時って、楽しくない?」
以下略



46: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:56:57.01 ID:6gOd4PaH0
幼い魔物が寝静まった頃、
その感触は青年を起こした。


青年(まさか結界を敷いたその日に来るなんてね。弱めにしたけど、悟られたかな?)
以下略



47: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:57:48.28 ID:6gOd4PaH0
青年「さあね。知ってても教えない」

闇魔「あれえ? 人間があの子を庇うの? ふふっ、あなたは知らないのかしら。あの子は」

青年「知ってるよ。魔王の血を引いてるんだよね」
以下略



48: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:58:38.07 ID:6gOd4PaH0
闇魔「今、あなた、なにをしたの?」

青年「魔法を使っただけだよ」

闇魔「いえ、使ってないわ。魔法を使用するための魔力が感じられないもの」
以下略



49: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:59:34.35 ID:6gOd4PaH0
闇の魔物を引く重力が上へ下へと繰り返される。
止まらない回転が速さを強めていく。


闇魔「と、止めてええええええっ」
以下略



50: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 15:00:15.73 ID:6gOd4PaH0
闇魔「なにそれ……ねえ、私を殺すんでしょう?」

青年「できれば殺したくない。そういうのが嫌で勇者を辞めたんだから」

闇魔「じゃあどうするの? 私、あなたの味方にもあの子の味方にもならないわよ」
以下略



51: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 15:00:51.92 ID:6gOd4PaH0
闇魔「あっ――ああッ!?」

闇魔「なによ……なによこれえ!」

闇魔「こんなの……敵うわけ……ッ」
以下略



52: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 15:01:24.53 ID:6gOd4PaH0
たとえ勇者であろうとも。
神の恩恵を受けていようとも。

僕は全てから逃げ出した。
そのはずなのに――どうしてだろう。
以下略



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