過去ログ - 貴音「くおど、えらと、でもんすとらんだむ」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 01:18:42.20 ID:ajpmhaxbo
〜コントロールルーム〜

警部「……全員集まったな。まぁ当然病院にいる落田は欠席だが……」

貴音。響。警部。左部さん。管さん。マイク。そして俺。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:20:17.94 ID:ajpmhaxbo
貴音「まずは、事件の経緯を確認しておきましょう」

貴音「事が発覚したのは、らすとくいず3問目が終了してから数分後。えーでぃーの落田殿が落下した無駄知殿を上まで誘導してくる手はずになっていたにも関わらず、来る気配がないことを不思議に思った左部殿とプロデューサーが落下ふろあに移動しました」

貴音「そこで、落田殿が何者かに殴られ気絶しているのを発見。プロデューサーがその奥で、まっとの上で無駄知殿の死体を発見した……と。ここまではよろしいでしょうか?」
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:24:27.68 ID:ajpmhaxbo
管「いつ仕込まれたか、なんて……そんなことがわかんのかい?」

貴音「犯人が落田殿を気絶させた理由は、まっとに串を仕込むためであることは明白です。落田殿が気絶した後で鉄串は仕掛けられたのです」

左部「でも、もしかしたら落田が落下フロアに行くよりも前に仕掛けられていたのかもしれませんよ? 下は暗いから、マットに細工がされていても気が付かなかったかも……」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/04(月) 01:26:19.27 ID:ajpmhaxbo
俺だけでなく、他の誰もが驚愕の声をあげていた。

P「た、貴音。今の話だけで本当に犯人がわかるのか?」

貴音「そうです」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:28:02.52 ID:ajpmhaxbo
貴音「――犯人は、あなたです。……舞来詠次」

マイク「……わ、ワット?」

管「馬鹿な、マイクが!?」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:29:09.21 ID:ajpmhaxbo
警部「一体何をそんなに話し込んでいたんです?」

管「ムダちゃんが、いや無駄知くんが『自分がクリアしたら会社の宣伝のテロップを入れてくれ』って言うんでね。まぁそれぐらいなら、と思ったんですが、結構細かく要望があったので、それを聞いていたんですわ」

警部「ふむ。しかしお嬢ちゃんよ。休憩時間の終わる直前とは言ったが、コントロールルームへ戻るふりをして落下フロアへ向かい、ぱぱっと串を仕掛けた可能性もあるんじゃないか?」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:30:08.01 ID:ajpmhaxbo
貴音「次に、落田殿と左部殿。この二人は串を仕掛ける事ができたという条件には当てはまります」

警部「落田はずっと落下フロアにいたわけだからな。自分で後頭部に傷をつけておいて、殴られたふりでもしていたのかもしれんし」

貴音「左部殿は替えのてぇぷを取りに外部の倉庫へ行かれていた。その戻りのついでに落下フロアへ立ち寄り、串を仕掛けることはできたでしょう」
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68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:31:11.38 ID:ajpmhaxbo
貴音「それは『無駄知殿が2番まっとに落ちることを知っていた』ということです」

警部「うむ、それがわからんのだ。犯人は2番マットだけに串を仕掛けていた。無駄知が2番に落ちることをどうやって予測できたと言うんだ?」

響「いや、落田って人ならできるんじゃないか? マットのどれか一つに串を仕掛けておいて、マイクの声を聞いて、他のマットに落ちてくるときにはマットをその位置に動かせばいいんだ!」
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:32:26.13 ID:ajpmhaxbo
P「それじゃあ犯人はどうやって?」

貴音「そうですね……正確には、『無駄知殿が2番まっとに落ちるから、2番まっとに仕掛けを施した』、のではなく……」

貴音「2番まっとに仕掛けを施したから、『無駄知殿を2番まっとに落とした』のです」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/04(月) 01:33:37.98 ID:ajpmhaxbo
管「し、しかし……マイクにはラストクイズの撮影の始まる直前に問題を渡したんだ。その後すぐに始まったからこいつはコントロールルームを出てない。 無駄知と打ち合わせる時間なんてなかったはずだ」

貴音「打ち合わせの時間など必要ないのです。彼はある『暗号』を使って、無駄知殿に答えを教えていたのです。それをこれからお教えしましょう」

貴音「警部殿、例のめもを……」
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