過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/08/04(日) 22:32:32.13 ID:IQHsWoUK0
まさに命からが結界から脱出した彼らもまた、キュゥべえがもたらす姦計に苦しめられた。
ほとんどが錯乱している。そして攻撃的なそれが外に向くか自らに向くかの違いだけで
ペルソナ使いたちには手を出すことができなかった。
かつてのマミのような状況だった。かろうじて正気を保った少女が暴れだす少女を
拘束ないしは殺害し、ようやく鎮圧することができた。
「大丈夫ですか?」
「は、はい」
(大丈夫そうじゃねえって)
友人を撃ち殺して平気なものがいるはずがない。ましてや互いに少女だ。錯乱し
襲い掛かったとしても、それは友人だったはずだ。現にその心労から
嘔吐するものもいた。かろうじてその少女は魔女にならずにすんだが、
まともに戦えるようなものはほとんどいない。
その中でピアスの彼が指示を出す。これから皆で地域住民を保護すること。
戦えない者は魔法少女に限らず撤退し後方支援に専念すること。
戦えるものはラストバタリオンにその怒りをぶつけることなどを声高に言う。
「おいおい、煽るじゃねーよ」
上杉はその指示に面食らったが、それもひとつのアイディアかもしれないと思い直す。
皆が冷静にならないのならば、そのままで戦闘に突入させる。そうすることで
余計なことを考えずにすむという効果を狙ったのだ。
また、これからの戦闘はラストバタリオンから人々を守る戦いだ。
正義の味方という題目を使うわけだ。
それが功を奏したのだろう。人を守るという気持ちでこの戦いに参加した少女も
多かった。そのため、心を折られそうになろうとも戦いに赴くことができた。
「ま、あの兵士くらいなら俺一人でもなんとかしてやっからよ」
「期待していますわ」
間や空気を狙ったその見事なタイミングの軽口が、皆の笑いを誘う。
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