過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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492: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:02:28.53 ID:0PqdXvyj0
ヒトラーは心底つまらなそうに、正方形の石をつまみ上げ仁美に投げつける。

『使うがいい。所詮扇動できるのは熱狂に酔う連中だけか』

落としかけて不器用に受け取る。それは魔獣を倒したときに手に入る石だ。
以下略



493: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:02:58.45 ID:0PqdXvyj0
地上では、それがゆっくり浮上していることに気づかず、各々の
治療を行っていた。だが魔力もほとんど限界で、動くこともままならない。
横臥する杏子。地べたに座り込むさやか。マミこそ立ってはいるがその足元は
おぼつかない。
そこに、うららと上条が近づく。最初はうららは思うところがあり、彼を近づかせる
以下略



494: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:03:42.74 ID:0PqdXvyj0
突如腹部を押さえてうめきだすさやか。回復に力を使いすぎたところにこの
言葉は彼女を絶望させるに十分だった。上条の言葉の途中で崩れ落ちる。

「だから、一度、志筑さんと少しでも……どうしたんださやか!」

以下略



495: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:06:10.40 ID:0PqdXvyj0
ほむらは理解した。唇をかみ締めていた。

『やめてよ、そんな顔しないで……クールなあんただから頼むんだよ』

「さっ、さやかちゃん……?」
以下略



496: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:07:10.20 ID:0PqdXvyj0
ほむらは血がにじむほど唇を噛み締める。そして、さやかの魂を握り
振り上げる。足元にはかろうじて残っていたコンクリート片。

「……それしか、ないの?」

以下略



497: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:08:10.51 ID:0PqdXvyj0
「やめてくれ!」

それまで混乱していた上条が吼える。手には杖代わりだった槍を握り、
おぼつかない足で立っていた。その槍先は足もとの悪さと緊張で
ぶるぶる震えている。
以下略



498: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/08/26(月) 21:08:43.65 ID:0PqdXvyj0
筆者です。今夜はこんな感じです。おやすみなさい


499:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/26(月) 22:00:01.78 ID:vlaQ2uZO0
乙です。
……カタストロフへ転がり落ちる下り坂の傾斜がキツくなったなあ……なんてことに……。


500:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 22:23:14.95 ID:WPoGK9u/o
乙でした。

オリジナルの総統とも違う、新しい自分自身として在りたかったのか……。

夜はもう、鉱物と魔法の中間の存在と化して、未来永劫宇宙を彷徨って欲しい。
以下略



501: ◆sIpUwZaNZQ[saga sage]
2013/09/05(木) 23:05:55.82 ID:xqdkCvmF0
こんばんは、筆者です
諸事情で短いですが投下します

>>499
うん、書いててつらいのデス(嘲)
以下略



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