過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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339: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:27:36.69 ID:wWG9sfLo0

深夜、寝静まったころにネミッサの携帯が鳴る。マミも連日の受験の疲れで
ようやく眠りについたころだ。その理不尽な音に苛立ちつつもネミッサ
は着信を確認する。
相手は業魔殿だ。すわ仕事の話かとやむなく通話を始める。ついで
以下略



340: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:28:35.29 ID:wWG9sfLo0

そして当日。皆を連れて実体化ダイブにより天海市へ。日中再度連絡を
したところ、大事件というものではないことが分かった。
だが説明が難しい(メアリにとっては、だ)らしく、とりあえず現地に
向かうことで話を付けた。
以下略



341: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:29:39.26 ID:wWG9sfLo0

一同がぽかんと口を開けている。悪魔が化けているにしてはあまりにも
そっくりだ。そう、まどかに。唯一の違いは、髪の色と長さ。
柔らかなピンクの髪がほむらのそれよりも長くなびいている。
現実にない色のはずなのに、非常にしっくりきているのが奇妙だった。
以下略



342: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:30:30.92 ID:wWG9sfLo0

別室の移り、飲み物を出された一同はキツネにつままれた面持ちでいた。

彼女はココアを飲みながら魔法少女とまどか、そしてネミッサを見渡す。
両手でカップを持つしぐさまで同じだ。
以下略



343: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:31:55.07 ID:wWG9sfLo0

「私はね……たぶん、別の世界から来たんだよ」

彼女は言う。自分がいたのはこの世界とそっくり同じな世界。
まどかがいて、さやかがいて、マミがいて、杏子がいて、QBがいて
以下略



344: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:33:26.65 ID:wWG9sfLo0

まどかたちが『葛の葉』から説明された、悪魔たちの知識の範囲で解説する。

有体に言えば、この『まどか』は本霊の分霊に当たる存在のようだ。
分霊とは、本霊である神が某かの理由で自分の分身を作り、それを物質界
以下略



345: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:34:11.79 ID:wWG9sfLo0

「ちょっとさやかちゃんにはわかんないですね〜〜」

「うん、私も全然……」

以下略



346: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:36:32.60 ID:wWG9sfLo0

ほむらの家に着き、二人きりで開口一番に言うのは謝罪だ。
玄関先で佇み俯く。その姿勢にほむらが振り返る。

「ごめんなさい。ほむらちゃん」
以下略



347: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:39:05.25 ID:wWG9sfLo0

ほむらは、時間を忘れて語る『まどか』を眩しそうに見つめる。その朗らかな
顔がまどかには一番似合う。それはきっと誰しもがそう思うことだろう。

ほむらがあらゆる事態に対応し、何度も自分を助けようとしたこと、
以下略



348: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:40:24.91 ID:wWG9sfLo0

ほむらと『まどか』は一緒の布団で眠ることにした。こちらの世界のまどかが
みたら拗ねてしまいそうな状況だ。
『まどか』に睡眠が必ずしも必要ではないのだが、久しぶりの物質界を
満喫したい『まどか』にとって、布団の魔力は抗いにくいもののようだった。
以下略



349: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/26(日) 23:41:37.13 ID:wWG9sfLo0

「ね、ほむらちゃん。ネミッサちゃんのことだけど」

不意に話が途切れた時、『まどか』が呟く。ほむらが不思議に思ったのは
『まどか』は、ネミッサのことをあまり知らないはずだということだ。
以下略



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