過去ログ - 【18禁】戦場ヶ原「私を抱いて欲しいのよ」貝木「は?」
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◆ZDIJ5Wgmv6
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2013/02/16(土) 23:25:57.89 ID:RItGHpGd0
そもそも「エロい物」を期待してスレッドを開いたであろうにも関わらず、スレタイ通りの台本形式ですらない上に
中年の語り形式の地の分で始まるという、嫌がらせのようなスレッドだ。これではスレタイ詐欺と呼ばれた所で何の反論も出来ない。
詐欺は俺の得意分野だがな。
果たして最後まで読むような酔狂な者がどれほどいるかなど想像も出来んが。
5
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:27:11.94 ID:RItGHpGd0
それでは。
そんな敬虔なる読者諸君に向けて。戦場ヶ原ひたぎとこの俺、貝木泥舟の一夜限りの恋物語を語ってゆこう。
戦場ヶ原と俺の間で恋物語なんて色気ある物が成立するはずも無いのだが、そこは俺の生き様である詐欺を目いっぱい働かせて。
虚実入り乱れ、ある事無い事織り交ぜて、正々堂々正面切って大ボラ話を語らせて貰おう。
以下略
6
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:36:12.69 ID:RItGHpGd0
002
季節は秋を終え冬へと差し掛かっていた11月末。
戦場ヶ原ひたぎからの無茶苦茶な依頼を受けた懐かしいあの元旦から、もうすぐ1年が経とうとしていた、ある金曜日の事。
その日、俺は大阪にいた。
以下略
7
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:37:02.13 ID:RItGHpGd0
ともかく俺はどこかは知らんがとあるコーヒー店で、ホイップクリームとキャラメルシロップが山ほど浮かんだコーヒーを片手に
仕事の算段を進めていた。俺は甘い物が好きなのだ。
B4の大き目のノートを広げ、そこに今働いている詐欺の取引相手、関連会社、そこに関わっている人間を書いて相関図を作っていく。
詐欺を働くために接触した会社の社長の名前を書き、その横に似顔絵を描いてゆく。タヌキのような顔をしたタレ目のオヤジの顔だ。
以下略
8
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:38:14.46 ID:RItGHpGd0
003
『もしもし、貝木?私よ、私』
「戦場ヶ原か。何の用だ」
以下略
9
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:39:41.52 ID:RItGHpGd0
「それで、何の用だ戦場ヶ原」
『……私が貴方に連絡するといえば、仕事の依頼に決まっているでしょう』
以下略
10
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:40:18.79 ID:RItGHpGd0
「……何?」
詐欺ではな い?詐欺師に電話をかけて仕事の依頼と言っておきながら、依頼の内容は詐欺では無いだと?
何を言っているんだこの女は。ピザ屋に電話をかけて「ピザが食べたい訳では無い」とでも言うような物だぞ。
以下略
11
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/16(土) 23:59:43.31 ID:RItGHpGd0
004
すぐさま俺は電話を切った。
今のはきっと何かの間違いだったのだろう。戦場ヶ原が間違っていたのか、俺が間違っていたのかはわからんが、
間違っても間違いではないはずが 無い事は間違いない。そうであってくれ。
以下略
12
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/17(日) 00:01:15.72 ID:urpXpriA0
『……ごめんなさい、いきなりこんな事を頼まれたら不審に思うのは当然よね。
だけど貝木、私は真剣なの。ふざけている訳じゃない。私は貴方に依頼して、お金を払って、貴方に抱いて欲しいのよ』
「……どうやら本気のようだな。理由も状況も一切見えては来ないが、それだけは解った」
以下略
13
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◆ZDIJ5Wgmv6
[saga]
2013/02/17(日) 00:02:16.67 ID:urpXpriA0
『大阪ね、わかったわ。前と違って行きやすいから助かるわね』
「俺だっていつでも日本の端ばかりに居る訳では無い。むしろ人の多い繁華街こそ詐欺が働きやすいからな」
以下略
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