過去ログ - 【18禁】戦場ヶ原「私を抱いて欲しいのよ」貝木「は?」
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6: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:36:12.69 ID:RItGHpGd0
002
季節は秋を終え冬へと差し掛かっていた11月末。
戦場ヶ原ひたぎからの無茶苦茶な依頼を受けた懐かしいあの元旦から、もうすぐ1年が経とうとしていた、ある金曜日の事。
その日、俺は大阪にいた。

以下略



7: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:37:02.13 ID:RItGHpGd0
ともかく俺はどこかは知らんがとあるコーヒー店で、ホイップクリームとキャラメルシロップが山ほど浮かんだコーヒーを片手に
仕事の算段を進めていた。俺は甘い物が好きなのだ。

B4の大き目のノートを広げ、そこに今働いている詐欺の取引相手、関連会社、そこに関わっている人間を書いて相関図を作っていく。
詐欺を働くために接触した会社の社長の名前を書き、その横に似顔絵を描いてゆく。タヌキのような顔をしたタレ目のオヤジの顔だ。
以下略



8: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:38:14.46 ID:RItGHpGd0
003

『もしもし、貝木?私よ、私』

「戦場ヶ原か。何の用だ」
以下略



9: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:39:41.52 ID:RItGHpGd0

「それで、何の用だ戦場ヶ原」

『……私が貴方に連絡するといえば、仕事の依頼に決まっているでしょう』

以下略



10: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:40:18.79 ID:RItGHpGd0

「……何?」

詐欺ではな い?詐欺師に電話をかけて仕事の依頼と言っておきながら、依頼の内容は詐欺では無いだと?
何を言っているんだこの女は。ピザ屋に電話をかけて「ピザが食べたい訳では無い」とでも言うような物だぞ。
以下略



11: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/16(土) 23:59:43.31 ID:RItGHpGd0

004
すぐさま俺は電話を切った。
今のはきっと何かの間違いだったのだろう。戦場ヶ原が間違っていたのか、俺が間違っていたのかはわからんが、
間違っても間違いではないはずが 無い事は間違いない。そうであってくれ。
以下略



12: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/17(日) 00:01:15.72 ID:urpXpriA0

『……ごめんなさい、いきなりこんな事を頼まれたら不審に思うのは当然よね。
 だけど貝木、私は真剣なの。ふざけている訳じゃない。私は貴方に依頼して、お金を払って、貴方に抱いて欲しいのよ』

「……どうやら本気のようだな。理由も状況も一切見えては来ないが、それだけは解った」
以下略



13: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/17(日) 00:02:16.67 ID:urpXpriA0

『大阪ね、わかったわ。前と違って行きやすいから助かるわね』

「俺だっていつでも日本の端ばかりに居る訳では無い。むしろ人の多い繁華街こそ詐欺が働きやすいからな」

以下略



14: ◆ZDIJ5Wgmv6[saga]
2013/02/17(日) 00:20:32.00 ID:urpXpriA0
005

その後喫茶店での作業を終えた俺は、そのままの足でノートに書き記した会社に出向き、狸顔の社長を相手に架空の商談を行った。
戦場ヶ原の事は気になったが、大坂の商人は考え事をしながら騙せるような甘い連中では無い。
俺の口八丁手八丁のプレゼンでどうにか商談をまとめ終えると、時刻はもう18時半を回っていた。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/17(日) 00:28:27.67 ID:2WQmcKVDO
クソスレ書いて楽しいか?さっさとしねks


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