過去ログ - ほむら「親友のいない世界で生きるのは辛すぎる」南光太郎「それでも生きるんだ」
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2013/02/18(月) 17:08:47.82 ID:rEys+ZF30
―ねぇ、まどか……―
―あなたは残酷すぎる―
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2013/02/18(月) 17:09:35.39 ID:rEys+ZF30
「はぁ……はぁ……」
息を切らす黒髪の少女。
彼女の目の前には巨大な人の様な形をした生物が聳え立つ。
以下略
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2013/02/18(月) 17:10:24.27 ID:rEys+ZF30
杏子「なにボケッとしてんだっ!! ほむら!!」
その間へと入ってきた杏子は、ほむらを無理やり引っ張り魔獣の一撃から救う。
その一撃を避けた2人へと更なる追撃をしようとする魔獣だが、逆に杏子の槍が魔獣を襲う。
以下略
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2013/02/18(月) 17:10:58.14 ID:rEys+ZF30
杏子「へっへ、どうしたのさ。今日の魔獣は数だけなのか? まぁ、楽に越したことはねぇーんだけどね」
一匹、二匹と次々と魔獣を倒していき、遂に魔獣の数は残り一体になる。
杏子「よしっ、これで最後にしてやるよ!!」
以下略
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2013/02/18(月) 17:11:46.26 ID:rEys+ZF30
杏子「たっくよ、最後の最後でいいところもっていやがるよな」
マミ「別にいじゃないの。いっしょに魔獣を倒す魔法少女の仲間なんだから」
杏子「仲間……まぁ、確かにそうだけどよ、何ていうか……」
以下略
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2013/02/18(月) 17:12:34.19 ID:rEys+ZF30
杏子「ちょっとまちな。何処行く気だ?」
ほむら「……何処だっていいじゃないの。あなた達には関係のない事だわ」
マミ「関係なくなんてないわ。暁美さんだって私達の仲間じゃない」
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2013/02/18(月) 17:13:24.34 ID:rEys+ZF30
マミ「ごめんなさい、暁美さん。今、治癒魔法で怪我を治してあげるから」
マミが近寄ろうとすると、咄嗟に立ち上がり数歩後ろへと下がる。
マミ「暁美さん? どうして?」
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2013/02/18(月) 17:14:25.08 ID:rEys+ZF30
杏子「まどか……って奴の事か?」
ほむらの動きが止まる。
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2013/02/18(月) 17:15:40.70 ID:rEys+ZF30
杏子「危なっ!!」
咄嗟にマミと杏子は横に飛んで衝撃を回避する。
爆音とともに煙が2人の視界を遮る。
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2013/02/18(月) 17:16:29.27 ID:rEys+ZF30
杏子「もしかして……あいつ、死のうとしてるのか? だから、魔獣との戦いはあんな、自分をかえりみない戦いかたをしてんじゃ……」
マミ「考えられなくもないわ。だけども、その方法は何も魔獣との戦いじゃなくともいいんじゃないかしら? 例えば、このソウルジェムを割ってしまえば、簡単に死ねるはずよ」
杏子「……わっかんねぇ。何なんだあいつ? 何がしたいんだ?」
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2013/02/18(月) 17:17:17.83 ID:rEys+ZF30
雨は降り続けた。
まるでこの世のすべての悲しみを消し去ってくれるかのように……。
激しい雨に打たれながら山奥を彷徨う男が一人。
その山は、かつて世界を支配しようとした暗黒組織・ゴルゴムの本拠地があった場所である。
以下略
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