過去ログ - 京太郎「もつものと、もたざるもの」
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903: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 01:51:13.54 ID:Cw7gu7UDo
いい加減こっちのスレを埋めようキャンペーン。

>>891 >>892を見て小ネタが浮かんだので投下しますー。


904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/02(火) 01:53:17.97 ID:KvfmaGRTo
おお!


905:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/02(火) 01:54:20.95 ID:dLbxzH1I0
こいよ


906: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:04:32.39 ID:Cw7gu7UDo
市内のとあるバーで東横桃子は一人酒を飲んでいた。
座席はカウンターのみ10席ほどのバーに現在は彼女と二人のバーテンダー以外は誰もいなかった。
何処か思い悩んだ表情でグラスを傾ける彼女に2人のバーテンダーは何も言わずグラスやボトルを磨いていた。

「マティーニ。甘めでお願いするっす」
以下略



907: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:05:56.62 ID:Cw7gu7UDo
「悪かったっすね。いきなり呼び出して」

「ううん、別に大丈夫だよ」

2人は昔からの知り合いではあった。
以下略



908: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:07:22.97 ID:Cw7gu7UDo
「ずっと」

「?」

不意に、桃子が口を開いた。
以下略



909: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:08:35.72 ID:Cw7gu7UDo
再び沈黙が流れる。
店内には二人のバーテンダーがグラスを磨いたりフルーツをカットする音のみが響いていた。
咲は何も言わず桃子の言葉を待った。
どれほどの時間が過ぎたか、ようやく桃子が口を開いた。

以下略



910: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:10:09.15 ID:Cw7gu7UDo
桃子は赤くなった先の顔を横目で見つつ、前々から思っていた疑問を先にぶつけた。

「最初、私は須賀君と付き合ってると勘違いしてたっす」

「私が? 残念ながらそういうのは無かったなぁ」
以下略



911: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:11:54.50 ID:Cw7gu7UDo
「だけど、京ちゃんが結婚するって聞いて、この結婚式の招待状を受け取った時にまた思ったことがあったんだ」

「……思ったこと、っすか?」

「うん。私、加治木さんと京ちゃんって私と京ちゃんみたいに、そんな関係にならないって勝手に思ってた」
以下略



912: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/04/02(火) 02:12:51.18 ID:Cw7gu7UDo
「ご、ごめんね」

「いいっすいいっす。今日はこうやって愚痴を吐き合おうと思って集まったんっすから」

少し目が赤くなった咲が桃子に頭を下げた。
以下略



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