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2013/03/04(月) 21:23:43.99 ID:MOE7rIkhP
和「どうしてこんなことをしたのかしら?」
紬「幽霊が見える人を探していたの」
和「私の他にもやっているの?」
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2013/03/04(月) 21:24:43.34 ID:MOE7rIkhP
紬「最近幽霊が増えてるの」
和「えっ」
紬「和ちゃんは気づかない? この学校を中心に、増えてるって」
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2013/03/04(月) 21:25:27.39 ID:MOE7rIkhP
紬「私はね、和ちゃんにお願いがしたくてこんなイタズラをしたの」
和「お願い?」
紬「そう。お願い。幽霊が増えてるのには何か原因があるはずだから」
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2013/03/04(月) 21:26:07.13 ID:MOE7rIkhP
和「ところでムギは一体何者なの?」
紬「う〜ん。霊能力者とか心霊術師とか呼ばれてるけど」
和「除霊とかもできるのかしら?」
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2013/03/04(月) 21:26:35.50 ID:MOE7rIkhP
和「ふぅ・・・」
なんだか気疲れしてしまった。
幽霊の斎藤さんはにこやかな表情で私達を見ている。
執事さんって・・・ムギは本当にお嬢様だったのね。
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2013/03/04(月) 21:27:15.21 ID:MOE7rIkhP
_廊下
紅茶を飲み終えた後、ティーセットの整理を続けているムギを残して帰ることにした。
途中、特徴的なツインテールを見かけた。
あれは確か中野さんだ。最近唯がご執心の。
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2013/03/04(月) 21:28:06.14 ID:MOE7rIkhP
_翌日-生徒会室
生徒会には学校中の厄介事が持ち込まれる。
先生方の生徒に対する要望から、生徒たちの些細な悩みまで。
週に2〜3件くらい必ず何かあるのだ。
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2013/03/04(月) 21:28:54.86 ID:MOE7rIkhP
気になる。
彼女が言っていた悪霊とはこのことかもしれない。
私は生徒会室を出て、演劇部の準備室へ向かった。
ムギに連絡することも考えたが、やめておいた。
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2013/03/04(月) 21:29:49.56 ID:MOE7rIkhP
憂「びっくりさせてごめんね和ちゃん」
和「え、ええ」
憂「和ちゃん今日はもうお仕事終わり? それなら・・・」
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2013/03/04(月) 21:30:20.25 ID:MOE7rIkhP
憂と出会うのは想定外だったけど・・・。
準備室に入る前に帰ってもらえば問題ないはず。
和「あっ、そうそう」
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2013/03/04(月) 21:30:50.34 ID:MOE7rIkhP
和「えっと・・・」
憂「ううん。無理に言わなくていいよ」
和「ごめんなさい」
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