104: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:37:04.73 ID:VDJXMF070
高木「…ああ…昔、君のお母さんをプロデュースしていたのは…私なんだ」
高木「それと…あの有名なプロダクションの…黒井と、2人で、君のお母さんを」
105: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:37:45.44 ID:VDJXMF070
高木「だが――――」
『嫌な思い出がある歌を、あれだけ楽しそうに、歌えるでしょうか?…私なら、出来ません』
106: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:39:17.51 ID:VDJXMF070
高木「…これが、全てだよ…私の知っている、彼女の事の」
高木「『空』や『花』といったタイトルの曲を、君も、どこかで、きいたことがあるかもしれないな」
107: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:40:16.63 ID:VDJXMF070
『………ふふっ』
『………本当に、よかった』
108: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:41:45.95 ID:VDJXMF070
[ 現在 ]
店員「だいたい、は知っていましたが…」
109: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:42:35.26 ID:VDJXMF070
高木「音無くんのおかげで…少し、私は楽になったんだ」
高木「長年の…この気持ちが」
110: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:43:38.93 ID:VDJXMF070
店員「…そろそろ、はじまるようですよ、今夜も」
高木「…ああ」
111: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:44:47.62 ID:VDJXMF070
高木「…前に言っていた事を、覚えているかな…ずいぶん、昔の約束だけれど」
黒井「…『未来を、取り戻せる時が来たら』」
112: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:45:27.75 ID:VDJXMF070
『本日も、お越しいただきありがとうございます』
『また、心をこめて、歌います…みんなの、意思を継いで』
113: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:46:07.67 ID:VDJXMF070
『有為転変のレガシー』
おわり
114: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:50:44.66 ID:VDJXMF070
●あとがき・補足 1/2
以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
今回は、前述の通り P「離合集散のディスコード」の、小鳥さんのお母さんがアイドルであったなら、というifです。
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